01/ | 01 | キャラになりきり50の... | |
12/ | 05 | キャラになりきり50の... | |
07/ | 08 | 七夕でしたね。 | |
05/ | 30 | 肌寒かったのでシェア... | |
03/ | 28 | 闇カーのえせばんくる... | |
08/ | 02 | 闇カーのえせばんくる... | |
07/ | 25 | 闇カーのえせばんくる... | |
03/ | 31 | 久しぶりにキャラ機で... | |
03/ | 24 | なにやら届いたようで... | |
23 | みこみこなーす♪ | ||
17 | 追記1 なにやら届い... | ||
02/ | 25 | サウンドノベル三つ目... |
ドッペルアルル編です。
ドッペルシェゾ編同様捏造注意! ぷよよ〜んアーケード版(未公開)画像からの妄想も入っているのでご注意ください。
2.性別、年齢
女性。16歳……で良いのかな……。複雑な生い立ちなんだ。記憶も最近少しずつ戻ってきたばかりだし。
封印されている間も成長していたから今の背格好なんだろうから、合ってると思うけど。
3.身長、体重
158僉46圈
4.外見の特徴(髪・肌・目の色や体型、特に目立つ部分があれば)
茶色い髪に、赤みの強い茶色い瞳。同じ服を着たらアルルと見分けがつかないって言われる。まぁ、当たり前か。
幸い(?)幼児体型と言われたことはないよ。
5.長所、短所
魔導に関しての知識はそこそこあるけど、一般常識に疎いみたいだ。
世間知らず呼ばわりされるよ。ディーシェ共々ね。
6.家族構成
今はディーシェ……ドッペルシェゾが居る。
……心に想う人達は在るけど、あの人たちにとって私は存在しない人間だから。それに、その繋がりを求めてしまったらディーシェとの繋がりが壊れてしまいそうで……、だから、良いんだ……。アルルのドッペルゲンガーで、良い……。
7.職業と、その職業について思うこと
魔導師兼専業主婦という事になるのかな、今の所。
少しだけ、不満。
ディーシェはできるだけ傍に居てくれようとするけど、でもやっぱり離れるのは寂しいし、私の知らない彼の表情(かお)があるんだって考えると少し悔しい。
私が一番彼の事を理解していると思ってた……。でも、仕事の事を楽しそうに話す彼を見ていると……羨ましくて、切なくて……。
あ、この事は内緒だよ?
8.大切なもの、好きなもの
ディーシェと居る時間。彼がくれる温もりと安らぎ。
あと、ディーシェに貰った黒水晶のペンダント。
9.嫌いなもの、苦手なもの
虫は苦手だな。庭いじりはするけど、虫には慣れない。
ハニービーとか知能がある子たちは良いんだけどね。他は無理。特に木の上から落ちてくるのとかわざわざ人に向かって飛んでくるのとか。
10.得意なこと、不得意なこと
得意なのは家事全般……というか、得意にならざるを得なかったと言うのが正しいかもしれない。
不得意なことは……あるんだろうけど急に訊かれると思い浮かばないね。あ、これが不得意な事に入るのかも。コミュニケーションがね、少し不得意かな。
11.趣味
料理を作ること、曲を作ること、読書。
料理は一部仕事みたいなものだけど、作曲と読書は暇つぶしかな。
楽器の前に座ってボーっとしたり、適当に弾いてみて気に入ったフレーズを譜面に書き込んだりしてるだけだけど、割と曲になるから面白い。読んだ本のイメージや、その時の自分の気持ちが音になって表れるのも、何だか面白いと思う。
……趣味が秋っぽいって言われた事があるなぁ。
12.これだけは負けない、と自信のあること
アルルほど強くないし、ディーシェほど知識が豊富なわけでもないからなぁ。
……ディーシェを好きな気持ちは、誰にも負けない……と、思う……(照)
13.身近にいる家族以外の人物について
アルルは今でも姉のように慕ってくれる。
うん、それだけで満足。
14.信念としていること
『信念』という言葉の意味、というか感覚がよく解らないんだけど。
ディーシェと共に生きることが私にとって正しい事だと思うし、歪められない掛け替えのない事だと思う。
私の為に彼が居るんじゃない。彼の為に私が居るんだって、思っているよ。
15.将来の夢(目標)
家庭を築きたい。
今の二人だけの家族もいいけど、やっぱり、もう一人くらい家族が欲しいな。いつかは。
ディーシェもそれを望んでるし、私も……。
私の体は、子どもを宿せるのか、不安だけど。
16.好みのタイプ(友人にするなら)
ルルー、ウィッチ、ドラコ、セリリ……周りにいる子たちはみんな良い子たちばかりだよ。
みんなタイプが違うけどね。それぞれ良いと思う。
17.好みのタイプ(恋人にするなら)
ディーシェしか居ないなぁ……。
もう既に恋人どころか家族だけど。
18.苦手なタイプ
特には居ないよ。恵まれた環境だと思う。
19.好きな場所、苦手な場所
ディーシェとたまに行く丘があるんだ。特に変わる訳でもない景色を眺めながら、他愛のないお喋りをする。その為の場所。……以前は、ぷよぷよランドが見えたらしい。あ、『ぷよぷよランド』っていうのはね? って、この説明はいいか。簡単に言うと遊園地。
もし、私が地上に出ることを選んでいたら、もっと早くあの場所でディーシェと出会っていたかも知れないんだよね。
苦手な場所は――と言ってもそれほど苦手意識があるわけじゃないんだけど――アルルとの戦いに敗れた後放浪の旅の末に辿り着いた地底迷宮、かな。
一度、彼と出会った軌跡というか、自分の足取りを確かめてみたくて訪れたことがあったんだけど、不安にさせてしまったみたいで……。
あ、でも収穫もあったんだよ?
20.休日の過ごし方
ディーシェが休みの日はもっぱら二人で過ごすね。一緒に家事やったり、リビングでごろごろしたり、お弁当と飲み物持ってあの丘へ行ったり。
二人で居る時が、ディーシェに触れている時がやっぱり幸せ。
以下は、キーワードから思いつくことを自由に語ってください。
21.花
花壇にコスモスの種を蒔いてみたんだ。ディーシェと旅をしている時、目に留まった花だから印象に残っていて。
咲くと良いな。
あと、花と言うとユリが思い浮かぶ。何故かは知らないけど。
22.思い出
思い出せそうだけどなかなか思い出せないものがある。
記憶というのは薄れてしまうものだから当たり前なんだろうけど。
23.笑顔
ディーシェの笑顔、が、好き……。
彼のお陰で、私も笑えるようになった。
24.戦争
ディーシェは、遙か昔に起った大規模な戦争の時に造られたんじゃないかって自己分析してるみたいだね。
私はどうなんだろう。
25.遊園地
ぷよぷよランドに行ってみたかったな……。
26.幽霊
私も半分はそんな感じなのかもしれない。
どちらかというと精霊みたいなものだと思っているけど。
27.お酒・煙草
煙草は吸ったことがない。
お酒は実はあまり飲めないんだ。
28.神
誰の事だろう?
誰かに助けを求めることも出来なくて心を亡くしてしまったんだろうね。
29.空
星空を眺めながら散歩するのは楽しいよ。
ディーシェもよく付き合ってくれる。
30.時間
取り戻せないものだけど、その代わり掛け替えのないものをくれたりするよ。
31.憎悪
何も持たない自分を嫌悪していたことはある。私はこの世界に不要なものなんだって思っていた。必要とされているアルルとは違うんだって。
生きている実感が欲しくて戦いに明け暮れて魔物の小さな命を奪っては、返り血の熱さ、傷の痛み、むせ返る匂いに自分の『生』を見出して……そういう自分も大嫌いだった。虚しかった。
消えてしまおうとこの身を時空の狭間へと落として、そこでディーシェに出会ったんだ。
彼が、ディーシェだけが、私の事を必要だと言ってくれた。
32.忘れがたい悲しみ
彼を非道く傷付けてしまった事があったんだ。自分が何を考えているのかわからなくなって、苦しくて、怖くて、彼を拒んでしまった。
何よりも彼を大切に想い始めていただけなのに。無知だったんだ。馬鹿だった。
それなのに何故かディーシェの方が謝ってきて。悪いのは、私なのに。
33.最高の喜び
ディーシェが傍に居てくれるって約束してくれたこと。
おかしな話だけど、アルルに会いに行く目的が達成されたら彼が消えてしまうと思っていて……道具なんかじゃないよ、って私が言ったはずなのに、何でだろう。それで、いざアルルに会えるって時になって凄く不安になって「アルルに会えなくて良いから傍に居て」って泣いてしまった。
きょとんとされたよ。今思いだしても恥ずかしい。
34.後悔
特にないかな。今の所。心残りが無いわけじゃないけど、今を大事にするって決めたから。
35.宝物
8.の質問と被らないかい?
ディーシェがくれた黒水晶のペンダント。彼の一部なんだ、これ。
36.子供時代
……楽しかったんだと思う。きっと。私に気付いてくれたのはアルルくらいだったんだろうけど。
37.愛
ディーシェの傍に居ると凄く安らぐんだ。同じだからとか相性がいいとかそういうのもあるんだろうけど、やっぱり、愛してるから、なのかなって、思うよ。
38.死
どんなものにも必ず終わりがあるんだよね。
私はその瞬間までディーシェと居たいよ。
39.ヒーロー
アルル。なんて言うか、一番ヒーローっぽいかな、って。あれ、こういう場合は"ヒロイン"って言うんだっけ?
ディーシェも私にとってはヒーローだな。
40.愛用品
旅先で見つけた魔導杖を愛用しているよ。
以下は、「もしそうなったら」と想像して答えてください。
41.二人はお互い憎からず思う仲。今日こそベッドに誘いたい。どうする?
え? えぇっと……。そうだなぁ……。
わっ、私が誘わなくても、ディーシェから来てくれるから……考えたことないかもしれない……(照)
42.魔法で一つだけ願いが叶うとしたら?(いくつでも叶えてもらう、は禁止)
今は特になにもないな。
幸せだから。
43.あと一ヶ月の命だとしたら、これだけはやっておきたい、ということは?
あまり考えたくないんだけどな、こういう事は。
……やっておきたいことはないかもしれない。ディーシェに、傍に居て欲しい。
44.愛する人の命があと一ヶ月。貴方はどうする?
傍に居る。
離れないって誓ったんだ。永遠に。
45.なにげない一言で相手が深く傷ついてしまった。どうしよう?
素直に謝るよ。
46.まったく好みじゃない相手から告白された。どう対応しよう?
私にはディーシェが居るから。ごめんなさいって断るね。
47.旅先の見知らぬ街で迷子になった。さて、どうしよう。
そんなこともあったなぁ(苦笑)
とりあえずディーシェを探す。彼が居れば、大丈夫だから。
48.(もう)飲めないのにお酒をすすめられている。断ると座がしらけそうなんだが……。
う……。白けても飲めないものは飲めないんだ。
謝って断るよ。
49.仲のいい友達が目の前でいじめに遭っていたら?
ひとまず魔導で脅していじめっ子を撃退する。
後でいじめっ子と話してみて、双方が傷付かないように対策を考える。
50.宝くじで1億金手に入れたらどうする?
ディーシェに防具でも買ってあげたいな……。
ボロボロで帰ってくることも多いから(ふふっ)
お疲れ様でした。
うん、お疲れ様。
2.性別、年齢
本来性別は無いのかも知れんが……今は男だ。
年齢は知らん。
3.身長、体重
今の姿の、で良いのか?
身長は184
体重は71圓澄
4.外見の特徴(髪・肌・目の色や体型、特に目立つ部分があれば)
銀髪に紅い眼、肌の色は浅黒い。
見た目はシェゾの色違いと言ったところだろうな。まぁ、ヤツの姿を借りたのだから当然だが。
おっと、これは名前の由来で言うべきだったか?
5.長所、短所
飛び抜けて知識が豊富な部分と、飛び抜けて知識が貧弱な部分がありその差が激しい……らしい。自分では良く解らん。
6.家族構成
今は、ドッペルアルル……ディーアという家族が一人居る。
7.職業と、その職業について思うこと
そうだな……、随意(フリー)の魔導師という所か。依頼が来れば大抵の事はやる。
呼ばれる所によって仕事の内容や関わる者達がガラリと変わるが……それもなかなか楽しいものだぞ。
8.大切なもの、好きなもの
ディーアとディーアの作る手料理だな。
9.嫌いなもの、苦手なもの
特にはない。
強いて言うなら……ディーアの辛そうな顔や悲しそうな顔、か。
10.得意なこと、不得意なこと
大抵の事はこなせる。
不得意な事か……近代的な事に関しては疎いらしいな。近代史とか常識などだ。
希にいつの時代の人間かと驚かれる事がある。いや、人間ですらないのだが。
11.趣味
考古学を学ぶのが趣味だな。古い書物を解読したり魔導具の研究をしたり、だ。人間の文明に興味がある。
あと最近の趣味と言えば人間観察もか。
ああ、忘れていた、馬鹿(シェゾ)をからかうのは最高の楽しみだ。
12.これだけは負けない、と自信のあること
ディーアに対する想い。
13.身近にいる家族以外の人物について
シェゾとアルルか。
あいつらもそろそろ素直になっても良いはずなんだがな。
14.信念としていること
家族は大切にする。
今はディーアだけだが。
15.将来の夢(目標)
叶うなら、多くの人間がそうしているように家庭を持ちたい。
魔導具である俺に子どもが作れるのかどうかは解らんが……叶うなら。
16.好みのタイプ(友人にするなら)
間違ってもディーアを狙うような事はしない奴。
女好きじゃない奴。
17.好みのタイプ(恋人にするなら)
ディーア以外に誰が居るんだ。
18.苦手なタイプ
女好きでディーアにちょっかいを出すような奴。苦手というかブッた斬りたくなる。
19.好きな場所、苦手な場所
街からはだいぶ離れているが、気に入りの丘がある。ディーアと、たまに二人で出かけるな。
苦手な場所は、ディーアが俺と出会うより前に彷徨っていたという地下遺跡だ。存在している実感が欲しくて戦いに明け暮れていたらしい……。機会があって訪れた時にあいつの過去に触れたが……痛々しかったな。同じような境遇だっただけに気持ちは良く解る。
20.休日の過ごし方
専らディーアと一緒に過ごす。
ソファでくつろいだり、一緒に家事をしたり、買い物へ行ったり、あの丘へちょっとしたピクニックに行く事もある。
二人で居る時がやはり安らぐ。
以下は、キーワードから思いつくことを自由に語ってください。
21.花
庭に秋桜の種をまいたらしい。咲くのか。
花と聞くと何となくだがユリも浮かぶな。何故かは知らんが。
22.思い出
思い出か……。ディーアと出会ってからの事は思い出と呼ぶには真新しすぎるし、まだ"思い出"にはしたくない。
かと言ってそれ以前……。思い出らしい思い出はない。
ただ魔導具が己の機能を働かせていただけの思い出。空虚だろう。
23.笑顔
ディーアが笑っている顔を見ると安らぐ。出会った頃は全く笑わなかったからな。いや、笑いはしたが、自嘲的で悲しげな笑い方しかできなかった。
24.戦争
こんな事の為に俺達のような魔導具が造られるんだろうな。
そう考えると複雑な気分だ。
25.遊園地
わくわくぷよぷよランド、か。
変な名前だよな。名付けたのはサタンだが。
26.幽霊
星に還るか魔族や魔物になるかの中間の魂、といった所か。個体差はあるが未練が強いと暴走したり呪いの元になったりするらしいな。
定義としては"肉体を失った人間の魂"となっているようだが……定義と言っても曖昧なものも多いからな……。
27.お酒・煙草
酒は飲むが煙草は吸わん。
28.神
可哀想な奴。
いや、何となくそんな気がしただけだ。
29.空
星空を見上げながら他愛ない会話をして過ごすのも良いものだぞ。
30.時間
つい時が過ぎるのを忘れてしまう事がある。
それだけ今が楽しいという事なのだろう。
31.憎悪
……以前の俺はこの世界に対してそういう感情を抱いていた気がする。いや、曖昧な表現で悪いが。本当に、今思えば、という漠然とした感覚があっただけなのでな。
薄くかかった霧のような、だが不透明な感覚――憎悪、だったのかもしれん。
ディーアと出会った時には消えていたが。
32.忘れがたい悲しみ
擦れ違いから、ディーアを失いそうになった事がある。
あんな思いは二度としたくない。
33.最高の喜び
ディーアを手に入れた事だな。
……アルルへ対する罪悪感はあった。だがそれ以上に、ディーアが俺を選んでくれた事が嬉しかった。
軽蔑するか? それでも構わん。
34.後悔
特にな……あ。
先日何やら面白い事があったらしいな。
シェゾをからかってやるチャンスだったのに残念だ。
35.宝物
ディーア。
36.子供時代
俺にそんな時代はない。
37.愛
ディーアの傍に居る時、あいつに触れる時、これが愛かとしみじみ思う。
38.死
俺達の最期はどんな感じなんだろうな。いや、どんな結末でも良い、その瞬間まであいつの傍に居たい。
39.ヒーロー
ヒーロー=勇者と言うことでラグナス・ビシャシが思い浮かぶ。
魔女の娘に振り回されているお人好し……かと思いきや、時々『お前本当に勇者か?』と言いたくなるような言動をすることもあるんで良く解らん奴だ。
まぁ、嫌いではないな。
40.愛用品
自分の剣。と言っても俺の一部だからな、愛用品とは少し違うかもしれん。だが大切なものを護るためには不可欠だ。
以下は、「もしそうなったら」と想像して答えてください。
41.二人はお互い憎からず思う仲。今日こそベッドに誘いたい。どうする?
いや、初体験は屋がiげふんげふん。
どちらから誘ったんだったか。俺からだったのか?
42.魔法で一つだけ願いが叶うとしたら?(いくつでも叶えてもらう、は禁止)
……子ども……。
いや、魔法に頼らずに済むのならそれに越したことはないが。
43.あと一ヶ月の命だとしたら、これだけはやっておきたい、ということは?
そういう事はその状況になってから考えるものだ。今訊かれた所で、本当にそうなった時の気持ちなど解るはずはないだろう。
まぁ、ディーアの傍に居たいとは思うだろうがな。
44.愛する人の命があと一ヶ月。貴方はどうする?
上記に同じ。
考えられんし考えたくもない事だな。少なくとも今は。
45.なにげない一言で相手が深く傷ついてしまった。どうしよう?
気付いた時点で謝る。
46.まったく好みじゃない相手から告白された。どう対応しよう?
俺にはディーアが居るからな。断るだろう、普通に。
47.旅先の見知らぬ街で迷子になった。さて、どうしよう。
……経験済み。
先ずは魔導力を探って合流だな。それで街の中を適当に歩く。通行人に道を訊けば大抵目的地に辿り着く。
48.(もう)飲めないのにお酒をすすめられている。断ると座がしらけそうなんだが……。
そういう状況にならない自信があるからな……。飲んでいたら周りが先に酔い潰れている。
残るのはアルルとシェゾくらいだ。
49.仲のいい友達が目の前でいじめに遭っていたら?
黙って苛められているような奴が周りに居ないわけだが。
あぁ、シェゾは例外だ。奴は弄られて当然。
50.宝くじで1億金手に入れたらどうする?
ディーアに何か買ってやる。
お疲れ様でした。
お疲れ。
見上げた夜空には夏を知らせる星座がちらほら。星屑がミルクを零したような帯をつくり――天の川というらしい――地上では色とりどりの紙切れを抱いた笹がさらさらと葉を揺らす。
なんでも、その紙切れ"タンザク"に願いを書けば叶うとか叶わないとか。
「まったく、キミも懲りないよねぇ」
「…………」
日出ずる国や絹の国に伝わる伝統行事だとは、お祭り好きでこのパーティーの主催者でもある魔王から聞いた話。
いっそのこと、『この茶番が終わりますように』とでも書こうかという考えが頭に浮かぶが、すぐに打ち消す。
「毎度毎度勝てもしないくせにさぁ」
パーティー会場とはいえ、この辺りには人気がない。
あんなに騒いだにも関わらず誰も駆けつけてこないということは、みんな飲んだくれてるかおしゃべりに夢中か……とりあえずは、異国のお祭りを楽しんでいる、という事なのだろう。
――こんな時くらい普段の因縁は忘れれば良いのに。
アルルは地面に這いつくばっている男を見下ろす。
「うるせぇ。お前の運がいいだけだ」
煤け顔が果敢に睨み返してくる。
「っていうか、キミの運がないだけじゃないの。運気ゼロ男」
「…………」
「あと一歩ってところで本当にダメダメだよね〜」
芝に足を取られ、剣は届かず、魔導は発動しない。
有り得ない偶然にいつも勝機を逃して地面に沈む。
「運も実力の内っていうよ、シェゾ」
「んな不確定なもんに頼らなきゃならん実力なんぞいらん」
「まったく、相変わらず完璧主義なんだから。だから勝てないんじゃないの」
よろよろと立ち上がるシェゾ。
横目で見ながら言い切ってから思い出す。これでは勝ってほしいみたいじゃないかと苦笑する。
「願い事にでも書いておけば? 叶うかもよ。万が一にもないと思うけど」
もし、この関係が壊れたらどうなるのだろう。
小さな疑問。
ポケットに入れてあったタンザクを取り出し、ペンを走らせる。
「そんなもんで叶うほど俺の希(ねが)いは小さくないんでな」
「はいはい、ご立派ご立派」
書き終えたそれを、手近な笹にくくり付ける。
「……何を書いた」
「ん〜」
眺めれば風に揺れる青い紙。
宵の月を映したような金無垢がシェゾへと向かう。
「キミがあまりにも運に恵まれてないからさ」
七夕。
自らが犯した過ちにより引き裂かれた二人が唯一許される日。
ならば、己の罪のために封じなければならなかった想いは、赦されないだろうか。
「運、分けてあげようか?」
さくさくと草を踏む音が不快なほどはっきりと聞こえる。胸を打つ鼓動は警告のように響く。
訝しげに見下ろす青い瞳。
彼が欲しているのは魔導力。解っている。理解している。それでも、ほんの少しでも許されるのなら――、
背を伸ばす。
目を閉じて頬に触れた。唇で。
「おまじない」
息を呑んで身じろいだのが伝わった。動揺の気配。
呆然と頬を押さえる彼の手を目で追う事もせず、アルルは俯いたまま。
じゃあ、と言い残して身を翻す。
「待てアルル!」
焦燥した声と同時、手首を掴まれ反射的に振り返ってしまった。
よろける体、次瞬、温かいものに唇が塞がれている。
「ん……っ」
両腕を掴まれ支えられて、彼を受け入れさせられている。
体の芯に疼く甘い痛み。
あらゆる感情は瞼と共に伏せ、抗う事もせずただ受け入れる。
長い束の間。
「確かに受け取ったぞ」
おもむろに呼吸を奪う口付けから解放され、吐息が交わる距離で囁かれる。
「解ってるだろうな。次に会った時がお前の"運の尽き"だ」
「…………」
「必ずお前を手に入れる」
「できるもんなら、ね」
いつも以上に自信たっぷりな笑みに、そう簡単に思い通りにはならないよ、と意思表示。
口付けよりも長い時間をかけて体が離れる。
風に吹かれて笹の葉が鳴った。
「ボクはそうとう運が強いみたいだから」
* * * * * * * *
「見ました? サタンさま。今の」
「見た」
「こぉんなところで、何やってるのかと思ったら――。あれで無意識なんだから始末に負えませんわよね」
「まあまあそうふて腐れるな、ルルー。あの二人にはあの二人なりの考えというものがあるのだよ」
「解りますけどぉ。あーん、じれったい!! ……あの二人に橋がかかるのはまだ先のようですわ」
「どうだろうな。この季節、どう天気が変わるか予測がつかん」
「そういうものですか?」
「そういうものだ。お前にも覚えがあろう」
「ま、まあそれは。ってどうして笑うんです!?」
「ああ、すまんすまん」
「もう」
「ただ、気が付いてないのだろうな……己らを戒める天帝などどこにもいないことに。我らが織姫星と夏彦星は」
「先が思いやられますわねぇ」
【END】
アルル:(離れた場所で振り返り)マントありがとー! また明日ねー!(手振った後踵返し)
シェゾ:また明日、か。アルル……本当に、不思議な奴だ。
[END]
雑記にもちらりと書きましたが、今日はキキーモラの誕生日ですね!(*^^*)
おめでとう! キキーモラ。私は最近あなたの特技に悩まされてるよ!w
(ぷよよ〜んの話です)
ネタが浮かび次第気紛れに更新。
このネタが気に入った方は自由に使って(書いて)OKです。
今回は1話だけー。
「それじゃあ名前はカイが提案してくれた『エバ』と、『ルナ』で『エバルナ』に決定ね」
これで解決。と笑む彼女に、
「『ルナ』は何処から出てきた」
解せぬ。
と言わんばかりの表情で、彼。
「え、それは私の性質というか属性というか。いいじゃない、"月の女"って感じで」
「……エバは『Eve』なのか?」
「あ、なにその顔。イワクありげ? そもそも貴方が言ったんじゃない」
「否、我は意図して言った訳では。単に『エ』セ『バ』ンクルから、」
「なに動揺してるのよ」
「…………」
「エ●ァン●リオンじゃないわよ?」
「引き摺るなっ!!」
いろいろヤバイだろう、と汗する彼に、じゃあなによ、と彼女がふくれる。
「…………。『Eva』、始まりの者にして罪深き女。人類の母。神に最も近しい者。もし、その名に今一つ意味を与えるとすれば、『女神』とでも云うのかと――」
顔を逸らして言い、再び彼女を見やれば、
「何だその哀れむような蔑むような目は?」
「いえ、なんか、」
似合わない。
言いたげに顔を引きつらせている。
「真面目なんだか不真面目なんだか解らない理屈よね。ちょっと、らしくないんじゃないかな〜?」
「全くだな。我ながら呆れたものだ」
「貴方っていろいろ考えすぎるところあるもの。でも、女神かぁ」
何故そんな事を考えたのか。嘆息と共に肩をすくめる。
彼女の眼差しが幼い少女に向けられた。
「大きくなったら絶対美人になるわよね、私に似て」
「お前そのものだからな」
「それって褒めてる?」
「さあ……」
微かな笑いが暗い森に咲き、ふと顔を上げて何かを訊きたそうに彼女が彼へと振り返った。
が、
「あなたのお名前、今日から『エバルナ』ね?」
抱かれたはずの疑問はそのまま胸の奥へ。戻した視線の先には名を得た幼子。
拾った子犬猫にでも名付けるような軽さ。
解っているのかいないのか、少女はにっこりと笑う。
とりあえず名前は決まった。
以下私信です。
最近また風邪っぴきだよ〜(>_<;)暑かったり寒かったり、気温の上がり下がり激しくて。早く暖かくなって欲しいよ。暖かくなったらすぐ夏突入だけどさ、沖縄の場合(涙)でもこの不安定すぎる気温よりマシだわ。
おお!ラグ誕小説書いてくれるの!? 楽しみにしてるよ〜!!もちろん『アメフル』の続編もね。シェアル再会にハスハスする日を今か今かと……っ!!(危)
うん……私も、頑張……る……←
応援ありがとう! こっそりしてないで大々的にかもぉぉぉぉぉぉん!!(ワキワキ
PS.バカは余計だっ!!www(゚Д゚#)ゴルァ!!
>>銀杏
wwwwww
拍手ありがとう!
いや、書けるもんなら書きたいよ!? でも流石夢というか……意味不明な部分多いわ正気に戻って考えてみればこのシーン有り得なくね?wとかこのセリフ意味わかんねwwとかプロットから断念するレベルで。
しかも純ファンタジーって考えるの苦手なんだよ〜〜〜〜〜(大泣)
古代魔導学園が何者かに襲撃って何モンだよーーーー!!わかんねーよーーーーっ!!
ぐすんっ;;そんな訳で書きたくても書けないの。
まあ細かい部分思い付いたら書くかもしれないけど……予定は未定、ね。
ネタが浮かび次第気紛れに更新。
このネタが気に入った方は自由に使って(書いて)OKです。
【第2話】 違い
しかしと、えせばんくるをマジマジと見る闇の剣の魔人・カイマート。
「えせバンクルは人化しても耳と尻尾は隠れぬのだな」
「まだ小さいからなのかそれとも元々そこまでしかできないのか、良くわからないわね。っていうか、」
しゃがみこんで真正面から少女を見ている彼。離れて座り込んだまま嫌そうに彼を見ているえせばんくるの少女。
それを少し離れて眺める
「小さい子見てブツブツ言ってるなんて、変態みたいよ?」
「…………」
言い様に、カイマートは目線を吊り上げた。
「反応薄いわね。もっと否定するなりなんなりしたら?」
「した所で余計に変態扱いだろう」
「じゃあ変態って認めるの?」
「お前がそう思うならそうなのではないか。お前の中ではな」
淡泊に返すと、むうっと口を尖らせる。
彼女の思惑は彼にはお見通し。放っておいてもどうせ、
「カ〜〜〜〜イ〜〜〜〜〜」
結局はじゃれついてくるのだ。剣と獣の時でも同じ。
何か仕掛けてくるときは決まって構って欲しいとき。
後ろから抱きついて頬をひっぱってくるグラーヌス。人懐っこい彼女。それとは対象に、目の前には警戒を解こうとしない幼い少女。
「何故あそこまで警戒心が強いのか」
「あなたの顔が怖いんじゃない?」
「…………」
背中に乗っかりながら両頬をひっぱり、無理矢理笑い顔(モドキ)を作らせようとする。
「いはひひほはは、ふはーふふ」
「笑わないわね」
抗議すると、諦めたのか手を離す。
えせばんくるは、依然こちらを見たまま表情を変えない。
「ほら、おいで〜」
細腕を伸ばし誘う甘い声も、ふるふると首を振って拒否。動こうとしない。
「我が居ると不可のようだ」
「うーん、どうしてかしら。お義父さまには……」
言葉半ばで無言になる。上を見て、あれ、と呟いて首をひねる。
「そういえばお義父さまにくっついてるのも見たことがないわ、あの子」
二人、同じ沈黙。
「……あの幼子に何かしたのか? 魔王は」
「ま、まままままさかっ! かかかか考えすぎよっ! 多分!!」
同じ事を考えていた。それは良くわかる。
創主のお陰で男嫌い。
小さな彼女の分身は、じっとこちらを睨んでいる。
送り返さない選択は正解だったかもしれぬ。 Byカイマート
【第3話】命名
「ねえ、とりあえずこの子の名前、決めない?」
せっせっせーのよいよいよいと、古い手遊びをえせばんくるに教えながら提案してみる。
「うむ。確かにそのまま"えせバンクル"では呼び難い」
懐いてくれないのは仕方がないと離れた木の根元に腰を降ろした彼が乗ってくる。
「でもどんな名前が良いかしら」
名前の付け方は色々ある。彼女は考えた末にっこり笑う。
「私たちの名前をとって、『グラカイ』なんてどう?」
「うぉいっ(汗)」
「駄目?」
「当たり前だろう! なんだその恥ずかしい名は。却下!」
「じゃあ『カイグラ』」
「同じだ! 却下!!」
「だったら『闇カー』」
「……何処までツッコませる気だ。や・め・ろ!」
ことごとく不可を喰らい膨れる彼女。
「だったらカイも何か提案してよ」
言うと、彼は一瞬引きつった顔をしたが考え出す。
「えせバンクル……『エバ』、とかどうだ?」
「え? エヴ●ンゲ●オン?」
「あうとー」
やっぱりそうなっちゃいますぅ? Byグラーヌス
To be continued?
ネタが浮かび次第気紛れに更新。
このネタが気に入った方は自由に使って(書いて)OKです。
【プロローグ】
それはとある新月の晩。
「へ〜、そうなの」
「うん、それでね、それでねっ」
暗い森に響く若い女の声と、幼い子供の声。
訝しげに眉を寄せながら、彼は歩みを進める。
「グラーヌス」
木々の間をぬって近づき、呼びかければ振り返ってくる純金。
にっこりと微笑む。
「カイマート。待ってたわ」
「その者は……なんだ?」
立ち上がる彼女を横目に、視線を下に向ける。
同じくそちらを見た彼女は、身を屈めひょいっとその"娘"を抱き上げた。
「この子、なんだと思う?」
愉快げな笑顔。
問われ、ぎゅっと彼女の首に抱きつき無表情でこちらをうかがっている少女を見つめる。
金色の長い髪と白い肌。暗い金の瞳。グラーヌスに瓜二つ、バラ色の頬をした幼い少女。
「
「ご名答〜」
「お前の
「ここに来る途中で拾ったのよ」
えせばんくるの前髪を撫でるグラーヌス。少しだけ顔を上げ、甘えるようにそれを受けるえせばんくる。
「お
「どうするのだ。送り届けるのか?」
問いに、グラーヌスはん〜と少し考え、
「うちで飼ってもらおうかしら」
「お前がもう一匹増えたらアルルが大変なのではないかと思うが」
えせばんくるに微笑みながらの彼女に、危惧をもらすカイマート。
「わかってるわよ。でも私のクローンよ? 放って置けないじゃない」
「確かにそうだが」
「でしょ? で、あなたにも協力してもらいたいんだけど」
一歩踏み出し上目遣いで見てくる赤い祕宝石を有した聖獣の女。
闇を纏った剣の魔神は軽い溜息を吐き、
「解った……」
こうして、二人のえせばんくるを巡る共同作業が始まったのである。
【第1話】はじめまして!
「私の名前、言えるかな?」
目線を同じに、グラーヌスが自分を指すと、
「ぐらーぬすぅっ!!」
幼い元気な声。
「よく言えました〜」
むぎゅっと抱きしめる彼女に、きゃっきゃとはしゃぐよく似た姿のえせばんくる。
「そちらの名を教えたのか」
「構わないでしょ?」
苦笑する彼に平然と返す彼女。
「じゃあ彼は? さっき一緒に教えたわよね」
グラーヌスがカイマートを指さすと一変、幼い少女は表情を消し、
「かいまーとぉ……?」
身を退いた小さな声。
「…………」
「…………」
「あまり好かれていないのか、我は」
「人見知りなのよ、きっと」
クローンがオリジナルと全く一緒ということはないらしいわ。Byグラーヌス
To be continued?