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ディーアさんが以前の事思い出して切なくなったり、ディーシェさんがまたディーアさんに惚れ直していく過程とか考えると萌えます。きっと最初はすれ違いの連続なんだろうなぁ……。涙を見せたくなくて強がるディーアさんと、変に距離を置かれて避けられると思ってしまうディーシェさんとか。
で、本当は仲間に押し付けられて仕方なく俺を置いているだけなんだろうなと思ったディーシェさんは手紙残して家を出るわけですよ。置き手紙に気付いて慌てて追いかけるディーアさん。ディーシェさんを呼び止めて、
「……違うんだ。一緒にいると、泣いてしまいそうだったから……。君の前で、こんな風に……泣きたく、なかった……。君の所為じゃないのに、無くしたくて無くしたわけじゃないのに……泣いてしまったら、君を責めることになってしまいそうで……そんなの、自分勝手で、惨めで、嫌、だった、だけ……」
って泣くディーアさん。
……あ、拙い。即行でフラグ立っちゃうじゃん、これ。早すぎ? んじゃここで
「悪い。俺はお前を見ても何も感じん」
ってディーシェさんに拒否らせる?(いやそれもどうよ)
ディーアさんは、ディーシェさんの記憶がなくなったからって取り乱しはするだろうけど「どうして忘れてしまったんだ! 早く思い出して!」なんてことは言わなさそう。失ってしまった記憶はどうしようもないっていうのはディーアさんが一番よく知ってるはずだし(ディーアさん自身が封印される以前の記憶がないし)記憶を失ったディーシェさんを別人として見る、っていう考えには至らないかと。
それよりも自分が何をしたいか、何をするべきか、しっかり考えて行動するんじゃないかと思います。
一緒に居たいから自分を知って欲しいと思うだろうし、生活の基礎的な事を教えたりとかに専念しそう。
で、以前はディーシェよりも自分の方がずっと無知だったことを思い出して、「ディーシェも苦労してたんだなぁ……」と感慨にふけったりw
なんかそれなりに楽しそうだな、おい。
でもディーアさんはツンデレ(不器用)なので率直な愛情表現はできなくてもやもやしそうだね♪ 感極まった時以外は。
「料理が上手いんだな。元々そうなのか?」
「まさか。私だって最初はものすごーく下手だったぞ。スープは海水みたいだったし、カレーは水みたいだった」
「そうなのか。……俺のために練習したとか?(前から一緒に住んでたらしいし)」
「なっ!? ち、ちがっ、た、単に私が美味しいものが食べたかったっていうだけだっ!!」
「そうか。まぁ、料理は美味い方がいい(もぐもぐ)」
「……」
以前だったらニヤニヤしながらからかって来たのに、やりにくいと思いながらもまんま一緒に旅してた頃の鈍感ディーシェって感じでもやもやしながらも楽しかったりすればいいんじゃないかな〜と思います。
その後
「俺とお前ってどういう関係なんだ?」
って問われて滅茶苦茶慌てるディーアさんとか妄想したら可愛い。
「……どっ、ドッペルゲンガー仲間……?」
とか思わず言っちゃうディーアさんとか。
なんで記憶喪失になったのか、とか、どうやって帰って来たのか、とか考えたらもっと面白いかもしれない。