04/ | 30 | ぐはっ;; | |
29 | 火傷が……。 | ||
28 | 忙しかった;; | ||
27 | 生活習慣乱れまくり。 | ||
26 | 彼らの日常。 | ||
24 | うぇ……;; | ||
23 | 只今執筆中。 | ||
22 | 眠い眠い眠い | ||
21 | 四時帰宅〜〜……。 | ||
20 | ふは〜……。 | ||
19 | ばたんきゅ〜……。 | ||
18 | リクエスト SS | ||
17 | サタン様療養中 | ||
16 | むむっ(-""-;) | ||
15 | \(*´▽`*)/ | ||
14 | うぉぉぉぉっ;;(汗 | ||
13 | 貴方のため。 | ||
12 | うにょ〜ん。 | ||
11 | 朝から出かけてました... | ||
10 | もう終わっちゃった…... | ||
09 | 何とか。 | ||
08 | サタルル〜〜〜〜っ!... | ||
07 | 死にました;; | ||
06 | 寒いです!! | ||
05 | サタン→ルルー(?) | ||
04 | おぉw | ||
03 | うっわぁ……;; | ||
02 | 曜日は廻る。 | ||
01 | 誕生日小説ではないけ... |
昨日ライ麦パンをいっぱいもらってきました。
シチューかグラタンでも作ってパンシチューかパングラタンでも作ろうかな〜なんて考えてたけど、何時の間にかこんな時間だし……。
今日は執筆に徹しようかな。
つか、やっぱり遅筆って辛い(涙)
拍手をたくさん頂いてます(^^)
エールを送ってくれる方々、本当にありがとうございます!!
これからも精一杯がんばりますので、暖かい目で見守っていてくださいm(_ _"m)
最近お店では懐かしい曲がよく流れます。
黒夢、L⇔R、ルナシー(スペル知らん;)、XJapan、FIELD OF VIEW、DEEN、The Alfee、Speed、大黒摩季……。その他諸々(何)
以前は聴いても別に何とも思わなかった曲でも、今聴くとなかなか良い曲だな〜って思える曲が結構ありますねw
そして気がつけばサタルルに合いそうな曲を探してる阿呆です(^^;)
なんとなくスピッツの「涙がキラリ☆」とSpeedの「ALIVE」が似合ってる気がする。魔導3から魔導学園到着までの二人って感じ。うん、擬似遠距離恋愛的なw(笑)長い間逢えなくたって、心変わりなんてない方が良いよ。この二人の絆はそんなに脆くなんかないさ。
世間的にこの二人の二年間が限りなく無意味な時間にされている中、そう思いたい華車です。
あと今井美樹の「PRIDE」はルルーさんですね。絶対に(ぐぐっ/ぇ)
他に何かあった気がするけど思い出せないorz
自転車通勤(帰宅)九日目にして初めて家の前の急坂を登りきることが出来ました;;
それほど長い坂じゃないのですが結構急な斜面で、長々と坂を上ってきた足にはかなり負担が……ってことで自転車押して上ってたんですよね(苦笑)それが昨日漸くです;; 帰った時には足ぱんぱんで;; 絶対足の筋肉付くよ、これ;;
昨日拍手をいっぱい頂きました〜(^^)
ぽちぽち押してくださってる方々、とても励みになってますw
ありがとうございます〜〜m(_ _"m)
魔導学園を抱く街の外れ、小高い丘の上に立つ塔の回廊をサタン様は悠然と歩いていました。
「サタン様〜〜〜」
「ん? おぉ、この声はル……ルー!? お前一体何処から入って!?」
「アーチ窓からこんにちは」
「いや、それは見れば解るんだが……ここを一体何階だと思って――」
「サタン様のいらっしゃる所、八階だろうが九階だろうがましてや千階だろうが逢いに行きますわ」
「そ、そうか、それはよか……っじゃなくて。悪い事は言わん、ちゃんと玄関から入ってきなさい。危ないから」
「階段上るの面倒臭いのです(びしっ)」
「いや、そっちの方が面倒臭いと……(びしって;)というか、本当に一体どうやって上ってきたのだ?」
「サタン様、乙女の秘密を探るなんて野暮ですわよ」
「乙女のやる事なのか、それは。そんな呆れた目で見るな。私が可笑しいみたいではないか」
「今日はサタン様にお土産を持ってきたのです」
「…………。そ、そうか。で、何を持ってきたのだ?」
「これです。マグロの……頭」
「あ、頭!!? 頭だけ!?」
「知ってます? マグロの頭にはカルシウムが非常に多く、目の裏側にはドコサヘキサエン酸、いわゆるDHAが多く含まれてます。DHAは不飽和脂肪酸のひとつで多く摂取する事によって脳細胞が活性化され記憶力・判断力・集中力が高まるそうで、脳の発達に必要不可欠なのだそうですわ。また老人性痴呆症にも有効らしくて……」
―― 一時間後。
「……つまり、脳みそぷーなヤツにこそ食べて欲しい食材だと言いたい訳だな? お前は」
「ええ、まぁそんな感じですわ」
「…………何気に私を馬鹿呼ばわりor老人扱いしてないか?(じとっ)」
「そんな! 気のせいですわサタン様あまり勘ぐりすぎると嫌われますわよってことでさぁお食べなさい!(にっこり)」
「…………」
○月×日
今日サタン様にマグロの頭をさしあげたら目の前で食べてくださったわ。
お気に召して頂けたようでそれはそれはお喜びになって。
……でもだからといって骨まで食べる必要はなかったのだけれど……ねぇ……。
――ルルーの日記より抜粋
○月×日
ルルーに無理矢理マグロの頭を食べさせられた(手をバキバキ鳴らしていたのは脅しであろう、明らかに)。
まぁ、なかなかに旨かった。が、やはり生は宜しくないな。
今度持ってきた時は焼いてもらう事にする。以上だ。
――サタンの日記より抜粋
■仕事でマグロの頭を焼いていたら思いついたネタ。
どっかズレまくってるお二人。
……なんだこのカップル。
―2― 〜傍に居たいの〜
今日は休日。サタン様はルルーさんに習い手芸のお稽古です。
塔の一室で二人仲良くカーバンクル人形を作成中。
「それで、ココをこうして……(サタン様と密着〜〜♪)」
「ふむふむ、コレはこうすれば良いのか?」
「そうそうそう、お上手ですわ、サタン様v 随分慣れたんじゃありません?」
「ふっふっふ、カーバンクルちゃんの為だからな☆(にやり)」
「…………そうですわね」
「っと、ここまでは出来たぞ。後は綿を入れて口を縫えば終わりか?」
「ええ、そうです。でも、その前に……」
「その前に?」
「この縫い方って結構面白くてぇ……」
「ふむふむ」
「ここをこう引っ張ると……!」
「!!?」
「糸がいっぺんに抜けてしまうんです!!(おほほほほ♪)」
「…………(涙だーーー)」
■SUNに出てきたサタン人形ってもしかしてルルーさんのお手製?なんて妄想から思いついた小ネタ。特に意味もなければオチもなかったりする。
最近急用が多くて小説が書けなかったためついカッとなってやった。後悔はしt(ry)
結局小説書けなかった休日。
最近、サタルルにぴったりな曲を見つけたのでうっはうはですww
今日はゆっくりしておこう。明日は……何しよう(何
以下私信です。
4/22 5時頃の方>>
Σ(゚Д゚)おぉぉぉっ! 情報ありがとうございますっ!! ま、まさかメガトラ持っていらっしゃるのですか!? 同志様〜〜〜っ!!(はしゃぐな)すみませんm(_ _"m)
そうですか〜w やっぱり大人は違いますね〜(*^m^*) ルルーさんもサタン様もお金持ちだからなぁ……w(笑)あの後もやはりラ○ホ行きですかね〜、あの二人。いや、酔っ払ってそれどころじゃないかもw(笑)何はともあれ、あの二人にはラブラブであってほしいですw
情報(指摘)ありがとうございました〜〜m(_ _"m)
今日はたくさんの拍手を頂きました〜〜♪
押してくださってる方々、ありがとうございます!!m(_ _"m)
この前書いたサタルル小説、仲間内ではなかなか評判良いみたいです(笑)
あんなのルルー様じゃない!とか言われたりしたらどうしようかと思ったけど、幸いそういう風に言ってくる人は居ないですねw 平和だ(ぇ)
尤も、読んでる人があまり居ないだけかもしれないけど。
サタルルの同志って少ないからね〜;;
何でだろうな〜……、ルルーにはサタン様しか居ない!って思ってる人極端に少ない気がする。
つか、サタンはルルーをフらないって考えてる時点で私が変なのかw(笑)因みに「ぷよぷよ!」は脳内抹消済みなのであしからず。あんなものは無視する事に決めました。
自分的にはやっぱりメガトラCDの二人が理想かなぁ。
あ、こっからは微妙にネタバレ入るのでちょっと隠しますね〜w
今日Newディスプレイが届きました〜〜♪
液晶の17インチです。メーカーはIIYAMA。PCがIIYAMA製だからどうせならメーカー揃えた方が良いか、ってことで。
うん、評判通り。液晶って目に悪そu(殴)うん、でもまぁ満足かな? 画面が大幅に広くなっちゃって解像度も上げなくちゃならなくなって最初は戸惑ったけど、直ぐ慣れたし。
と、まぁ、今日の日記(?)はコレくらいにしておきましょう;;
眠い……(死)
何はともあれ、休日あっちこっち行くのには楽かもしれない。
……初心者マークないかなww(ねぇよ)
「お〜ほほほほほほほほ」
時刻は正午一歩手前。
日が何食わぬ顔で昇り、暖かく熱されつつある空気が通り過ぎる中、涼しげに建つ塔。
響く高笑いに、付近の森から鳥達が何事かと飛び立ち、草を食んでいた獣達が驚いて顔を上げる。
「…………っ」
磨きぬかれた白壁の内部。
外の猜疑などいざ知らず、笑声が収まる前にドアを蹴倒し部屋から男が飛び出してきた。
深緑長髪をなびかせ、艶やかな黒竜の翼と長い双脚を駆使して廊下を駆け抜けていく。
「サタン様〜〜〜〜! お待ちになって〜〜〜〜っ!!」
その後から飛び出してくる高い嬌声。
素敵に凶悪な笑顔を振り撒きながら、人間の少女が人間ではありえないスピードで男を追いかけている。
「い〜や〜だ〜〜〜と言っておるだろうがっ!!」
暗色長衣を靡かせ、白い肌の顔を余計に青白くさせて逃げるのは魔王、サタン。
「いけませんわサタン様、そんなに走られてはお怪我に障ります!」
追いかけるのは青髪翠眼の格闘女王、ルルー。
何故かどこぞの女性看護士宜しくぴったりとした白衣に、白いタイツとサンダル、そして頭の上には浅い帽子がちょこんと乗っている。
「怪我ならもう治っとるわっ!!」
「完全に治るまでは治ってるとはいえません! 人間ならばまだ治りません!」
「無茶苦茶な事を言うなっ!」
調度品を突き飛ばし、飾り鎧を蹴り倒し、相当値が張りそうな花瓶を投げ飛ばして魔王が走れば、それを飛び越え、踏みつけ、叩き割りながら追う薄笑いの少女。
その手には……、
「サタン様! 大人しく私の愛(治療)を受けてくださいませ〜〜〜〜!!」
通常ではマジ有り得ないどでかい注射器。
ぶっとい針がなにやら液体を滴らせつつ、彼女の瞳と同じくらいヤバく怪しく輝いていた。
魔王が逃げながら絶望的な表情で声を張り上げる。
「注射は嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「…………」
「〜♪」
響く高笑いと怒声、不調和音の大音響。
階段の手すりにもたれ、青年はそれらを眺めていた。
黄金の鎧と腰に履いた一振りの剣。
涼しい風が光沢のある黒髪を揺らす。
「何なの? あれ」
「何でもこの前の怪我の治療で注射を打つそうですわ」
「ふぅ〜ん……」
隣に問えばそんな答え。
勇者ラグナスがちらりと斜め上を見やると、金色長髪の幼い魔女が楽しげな笑みを浮かべている。
「あの注射器の大きさは?」
「さぁ……意味はないのではなくて?」
視線を戻せば浮かび上がる疑問。
そして答え。
視界の先では魔王が捕まるまいと何処から持ってきたのか大きなタンスを盾に汗を流し、爪を立てて全身を逆立て、縦長の瞳孔で猫のように威嚇。
しかしその抵抗をものともせず、少女は一目睨んだ後重厚なタンスを躊躇なく豪快に蹴り壊した。
中身が大理石の床にばら撒かれ、再び走り出す二人。
引き続き無茶苦茶なオーケストラが奏でられるホール内。
それはまるで……、
「喜劇、だね」
「喜劇ですわ」
「…………」
勇者がもう一度黒目がちの瞳を魔女に向け、そしてまた問う。
「まさかとは思うけど、中の薬に細工とかしてないよね? ウィッチ」
「あら、あの注射自体が私の作だという選択肢はないんですの?」
「キミのなの?」
「……さぁ?」
手すりに腰掛け方膝を立てたままくすくすと笑う魔女っ子ウィッチ。
まるでお祭のような騒ぎの中ここだけは楽観。
ラグナスは溜息を吐き、
「あ、あ、あっ、お待ち下さいサタン様、ルルー様っ!! サタン様、安静にしてなくてはダメです! 僕が先生に叱られるぅ〜〜〜〜っ!!」
別の声に目を向ける。
階段の上には長身細躯の男。
肩までの白い髪を高く結び、白衣を着た眼鏡の青年は、おっとりした水色の瞳を潤ませてわたわたしている。
魔族と人間が共存を望むこの地区において、その名を知らない者はまず居ない。魔界の名医リモンの助手であり、おとぼけ名助手医の異名を持つ男、カラドリオス。
どうやら上司の命令で様子を見に来て騒動に巻き込まれたらしい彼。
――大変だなぁ、彼も。
響き続ける調度品達の抗議の声。
塔の中を散らかし続ける魔王と女王の口元には微かな微笑み。
それを笑顔で見守る魔女っ子。
普段のんびり屋な助手医が両腕を振り回しながら魔王と女王を追う姿に同情しつつ、
「どうしたものかなぁ……」
さっきまでの平穏が失われ足の踏み場もなくなったホールの、無残で憐れな姿が悪化していくのを眺めながら、ラグナスは目の前で繰り広げられている楽しげな追いかけっこを止めるべきかどうかと考え込んでいた。
この地は今日も、平和そのもの。
FIN
■とある方のリクエストに応じて書いたもの。
軽いものなら書くよ♪って事で前回書いた物から頭が切り替わっていない内に書いたらこんなもんが出来上がりました。
…………サタルル?(汗)
すみません、これ、サタルルなのか微妙なところです(死)
こんなもんでも喜んでいただければ幸い;;(苦笑)
ある方からバナーを頂きました〜〜〜♪
無茶苦茶可愛いサタルルバナーですvv
ふっふっふ、解りますか? この素敵に愛らしいタッチ……。
こはく〜〜〜! ありがとう、愛してるよ〜〜〜vv(殴蹴
「サタン様〜、おはようございます!!」
「……ここを何処だと思っている。病院では静かにと小さい頃習わなかったか?」
勢い良くドアを開ければ飛んでくる軽い叱咤。
「そう細かい事は気にしないで下さいませ。サタン様だって昨夜は大暴れしたじゃありませんの。……注射が嫌いだとかなんとかで」
「…………」
相も変わらず真っ白な部屋は、清浄さと妙な涼しさだけが取り得の空気に満たされている。
その中にぽつりと居座る緑髪紅眼。
視線平らに頬を膨らませて抗議すると、ベッドの上で怪我人が目を逸らした。
「お怪我の具合はいかが?」
構わず持ってきたフルーツのバスケットを棚に置き、椅子に腰掛ける。
「ふん、これくらい大したことはない。掠り傷程度だ。それなのにまだ安静にしていろと言う」
――三日間意識不明で掠り傷?
そっぽを向いたままぶーたれる男にルルーは苦く口元を歪めた。
ルルーが遺跡の崩壊に巻き込まれ、彼に救われてから早五日。
三日目の夜に意識を回復してからというもの、彼は異常なまでの回復を見せ今に至っている。それからは相も変わらずこの調子。
「良いじゃないですか。リモンは魔界の名医でしょう? 助手のカラドリオスも有能ですわ」
口では別のことを言い、ルルーは押し黙った。
――魔界。
「私は魔王だぞ!? こんな所で油を売っているほど暇ではないのだ!!」
絶対安静を言い渡された重傷者が勢い良く振り返ってきて、ルルーは目の前の男を改めてじっと見る。
魔界。それはこの世界と隣接する別の世界。
人外の者達が住まう秘境。
この魔導世界は魔界の者達と人間が入り混じり、共に暮らしている。
共生か対立かは別として、確かに自分達は共にある。
そして彼は魔王。魔を統べる者。魔界の王。
深緑の長い髪と紅い瞳。病的なまでの白皙、長身痩躯。
一見薄倖の青年を思わせるほど薄暗くしかし白い病室が良く似合う男。今は病人らしく白衣を身に纏っているのだから余計に、である。
だが切れ長の双眸は冷たく鋭く、頭の両脇から突き出た黄金の角。背に生えた黒竜の翼は、数日前とは打って変わって艶やか。
魔王サタン。
ルルーは極普通に口を開き、そして尋ねる。
「そんなに痛かったんですか? 注射」
「とっても」
小さく開けられた窓から吹き抜ける風が白いカーテンを揺らしていた。
「……卑怯じゃないのか?」
「何がですか?」
「遊んでいるだろう」
「いいえー、滅相もございません」
室内の空気とは違う生きた風が前髪を撫でる。
ベッドの隅に縮こまり、やや涙目で訊いてくるサタンの問いにルルーが無表情で答えると、魔王の紅い瞳が忌々しげにこちらを睨んだ。
「何故お前がそんなものを持っているのだ」
「リモンから貰ったに決まってるじゃ有りませんの」
「……おのれ、あのヤブ医者……っ」
「何ですか? 今度は鎮痛剤が欲しい? それとも麻酔? 一発打って眠っておきますか?」
「すまん、私が悪かった」
目を細くきらりと光らせ手元の銀ケースに視線を落とせば、サタンが冷や汗を流す。
やや薄めの長方形。振ればかたかたと微かな音。
サタンはぶつぶつと悪態を吐きながら斜め上を見やり、そして視線だけをルルーに向けた。
「……一体何を怒っている?」
「怒っているように見えます?」
「まぁ……な」
平坦に訊くと視線が外され眉が寄せられる。
魔王の端整な眉間に皺が刻まれ、銀ケースを見ていたルルーは溜息と共に青い髪をかき上げて翡翠の瞳をサタンに向けた。
金の腕輪が薄明かりに輝く。
「別に怒ってなんかいませんわ。ただ……」
「ただ?」
「護られるのは趣味じゃありませんから」
「…………」
振り返ったサタンの顔が一層渋みを増す。
「どうでも良い女一人を庇って動けなくなるなんて、王としては失格じゃありませんこと?」
もう一度銀ケースに視線を落とし言うと、魔王がなにやら言いたげに口を開くが何も言わずに閉ざしてしまった。
「貴方は魔王。幾千幾万の魔族を率いていく存在でしょう」
言いながらケースの蓋をぱかりと開ける。
サタンが身構え体を強張らせた。
が、構わず指を差し入れる。細身の果物ナイフを取り出してルルーがちらつかせると、サタンが紅い目を見開いた。
「女一人に振り回されていたら威厳も何もありませんわ」
「おま……っ」
片手を額へ、絶望に呻くサタンにルルーはおどけたようににやっと笑う。
彼女は籠の中に手を伸ばして膝に皿を置き、取ったリンゴをくるりと回してナイフの刃を入れた。
「あなたはより多くのものを見なくてはならない」
「ルルー、私は博愛主義ではないよ」
「それでも、あなたは護るべきものを弁えています。いいえ、弁えるべきです」
ゆっくりと真っ赤な皮が不規則な長さと厚さで小皿の上に落ちていく。
部屋を支配する沈黙に、実肌を滑るナイフの音が流れた。
「……慣れない事はするべきではない」
「……あっ」
と、赤く鋭い爪の白皙がリンゴとナイフを取り上げ、ルルーが小さく声を上げる。
器用に皮を剥いていく大きな、けれども細く青白い手。赤く尖った爪が不自然で自然。
リンゴを見つめる長い睫の静かな紅。
皮は途切れる事無く白いシーツの上に降りようと……、
「ナイフの使い方くらいは知ってます」
が、その前にやんわりと取り上げる。
「危なっかしい」
だがまたも抓(つま)まれ、
「あなたは私の保護者ですか」
されど掴み、
「…………」
「…………」
睨み合い。
唇を引き結び翠と紅、鋭くぶつかる二つの視線。
両側から掴まれ力を込められ、哀れなリンゴが小さく悲鳴をあげる。
暫し無言の激闘を繰り広げ、延(ひ)いては遂に折れた。
「……強情者めが」
魔王が。
サタンがそっぽを向いて手を離し、ルルーは勝ち誇ったようにふふんと笑ってリンゴを剥きはじめる。
「私に防御魔法かけておきながら、何故自分にはおかけにならなかったのですか」
深紅ドレスを剥かれ白く瑞々しい肌を露わにしていく果実。しなやかな指を果汁で濡らしながらルルーはサタンを見ずに尋ねた。
サタンが身を硬くし目を見開く。
「魔導は発動と効果発揮の間に僅かなタイムラグができるものです。私を突き飛ばしたのはそれを配慮しての時間稼ぎですわね。……でなければあの状況下、私が生きている筈はないですものね。それも私はちゃんとあなたを掘り起こしてきていましたし」
淡々と言う。
薄い静寂。窓からは微かに風が流れ、それだけが少し暖かい。
病室は白く外の光は届かず、生きている事を忘れてしまいそうな、空間。
「私は手足の掠り傷のみで助かり、あなたはこの通り大怪我ですか」
赤く丸かったはずの白いでこぼこ果実を皿の上で切り分け顔を上げると、サタンは柳眉を寄せばつが悪そうに斜め上を見ていた。
答えは、返ってこない。
「あなたはもっと冷静な方だと思ってましたわ」
ナイフを皿の上に置き嘆息。辺りを見回すが布といえばシーツくらいで、仕方なくルルーは手を舐めた。
魔王の視線が僅かに動く。
「お前が言えた事なのか」
「私は良いのです。護るものはありませんから」
きっぱりと言う。
サタンが口元を吊り上げて鼻で笑うが、ぴっと人差し指を立ててそのまま続ける。
「そこで許諾を頂きたいのです」
「許諾?」
「えぇ、私にあなたを護らせてください」
手をにぎにぎと不快そうに眉を寄せ、少し考えてシーツで手を拭いた後、真っ直ぐと曇りなく見つめる翡翠輝石。
――僕らには何も言えませン。選択権は貴女ニ……。
ルルーは口の端を小さく引き上げる。
魔王がやや嫌そうにシーツを引っ張り、訝しげに顔をしかめ彼女を見た。
「傍に居るのに許しを請うたこと、今迄ありませんわよ」
確認である。これは。
ルルーは笑いながらリンゴの一欠片を抓み差し出す。
歪な形の白い欠片とルルーの顔を交互に見やり、サタンが手を伸ばす、が、
「…………」
ルルーは腕を上げてそれをかわした。
むっとした表情で皿にも手を伸ばすが、そちらも片手で遠ざける。
平たーく引き伸ばされた紅い瞳と目が合い、ルルーはにっこりと笑った。
やがて諦めたらしく姿勢を戻して口を開けてくる魔王。鋭い犬歯が白く輝き、それでも気にせず、それどころか喜々として欠片を差し入れる少女。
まるで獣を飼いならす猛獣使い。
「断ったら?」
欠片を噛み砕き飲み下し魔王が問えば、少女が目を細くにやりと笑みを浮かべて銀ケースを軽く振ってみせる。
「即座にお注射ですわ」
音などするはずはないのに。
平坦だった病室の空気にひびが入り魔王が噴出した。
「サタン様、私は本気ですのよ?」
白い壁に反響する笑い声。
説得力のない疑問符。それもそのはず、彼女自身破顔しているのだから。
だがその言葉に偽りなどない事くらい魔王も解っているはずである。
「今後あの状況にあっても護られる方ではなく護る方になる、と?」
「ええ」
「人間の癖にか」
「だからですわ。人間って割りとしぶといものです」
笑いを押し込め、サタンの紅い瞳が少女を映す。嘘も偽りも真実も、全てを見透かすような瞳。神が見過ごし、或いは見逃す偽りも、彼には知れてしまう。
かの者は魔王。偉大なる権力者であり、神を見限った堕天使。
見つめるのはただ一人の少女。気高く美しく、濁る事のない純真。
真っ直ぐで手強すぎる格闘女王。
「ルルー」
魔王に呼ばれ、微かに動いた彼女の瞳が輝きを増す。
「私は注射が怖い。だからお前の申し出を受け入れるだけだ。魔王とて弱点を握られていてはどうしようもないからな」
口元に浮かぶ意地の悪い笑み。
まるで試すように。
今度はルルーが失笑する。
「ええ、宜しいですわよ。相手を力で押さえつけるのは人間の得意技ですから」
腹を押さえ口元を押さえ、目じりに涙を浮かべて、
「ありがとうございます」
それでも直向で純粋無垢な翡翠原石。
「サタン様」
一呼吸の間を置き、ルルーが口を開く。
「私が居なくなったらあなたを護る人が居なくなります」
「…………」
「夜の宴で舞う者も居なくなります」
「それは……」
口を開きかけ、しかしサタンはルルーから視線を逸らして天井を見上げた。
静かな表情で。
「私は、あなたが良いというまでは死にませんから」
少女の笑み、確かな選択。
いつしか裏切られるであろう契約。しかし可能性を信じて彼女は突き進む。
例えそれが背約に繋がろうとも。
後で何倍もの涙を流す事になろうとも。
彼女は格闘女王。常識さえも可能性という理不尽な拳で打ち砕く。
彼女は――。
紅い瞳の瞼が伏せられる。
音のない時間が幾刻か過ぎ、魔王の薄い唇が動いた。
甘美なテノールと共に零れ落ちる古い魔族語。
「承知した(ディゼーア)」
FIN
執筆時BGM 篠原涼子「愛しさと せつなさと 心強さと」
■4/13に書いたものの続き。もちサタルル。ちと長いのでボタン表示です(^^;)
さほど進展はないけれど確かに近付いている二人。
ウチのルルーさんはサタン様の前でこそ毅然に振舞うみたい。
悪戯も意地悪も愛嬌(何ぇ)
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こっそり更新情報
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短編集に小説が投稿されました〜。
藤宮さらさんから「けれど孤高は あなたとともに」
シェアル+サタルルでシリアス。
王として、守るべきものはなんなのでしょうね。
マリンさんから「猛暑の惨劇(中)」
不機嫌なアルル。今回はちょっと機嫌回復?(笑)
今日は小説休憩してサイト巡り&メール返信に徹します;;(汗
以下私信です〜〜vv
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更新
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雨々さんサイト張替え完了☆
移転ご苦労様でした〜〜♪
「……どうして……」
息苦しいほどの静寂に包まれていた。
壁も床も空気までもが白く、居心地が悪いくらいに清浄。
白いシーツ、白いベッド。
ぴくりとも動かないカーテンは呟きすら塗りつぶしてしまえそうな。
――全く、なんでこうなるのよ!?
ルルーは内心で悪態を吐いた。
石床を駆ける足は既に感覚を失っており、ほとんど反射で動いているようなもの。息が苦しく喉が痛い。頭に血が昇り鼻が熱い。心臓も脳もしきりに酸素の欲求を訴えているがそれに応えてやる事もできやしない。
耳を叩く轟音。
目の前が揺れるのは眩暈の所為ではなく、降り注ぐ瓦礫、砕ける足元の音も幻覚ではない。
確かに崩れているのだ、この遺跡は。凄い勢いで。
格闘家としての習慣と魔力開発の、修行の為に適当に入った遺跡。そこでまさかこんな大惨事に見舞われるとは思わなかった。
何か問題があったわけでもなく、すんなりと奥まで辿り着き台座に載った珠に触れた途端、コレである。
全くもって有り難くない。
一人で落盤石と追いかけっこなんて格好が付かない。
今更ながら連れを伴わなかった事を後悔する。
熱い呼吸。思考には霞。
青い髪が頬や首に纏わりつく。額からは辛い汗が頬を伝う。
流れてゆく灰色の景色、先の見えない深い闇。ぼやけた視界で何処を走っているのかさえ定かではなく、前に進んでいるのか、その感じすら疑わしい。
体に降り注ぐ破片や砂の痛みだけが生きている証明。
顔をしかめた瞬間足を取られつんのめる。
踏ん張って横転は免れ、しかし顔を上げれば落ちてくる天井。体が、動かない。
(もう駄目ね……)
視界を潰す影。
終わりとはなんと呆気ない。
眼を閉じれば瞼の裏に愛する人の顔。
(あの人の事を想いながら死ねるなら、本望)
口元には何時の間にか笑みがのっていた。
しかし、いきなり突き飛ばされる。
訳の解らないまま地面を滑り、手足を擦った痛みで気がつく。
瓦礫が落ちる瞬間――、
「…………っ」
目が合った。
「サタン様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
悲鳴は絶望的な音に掻き消されていた。
「……どうして」
何度も掛けられる問い。
が、白い空間を漂う視線がベッドに移されても、横たわる男は答えてなどくれない。
柔らかく閉じられた瞼、生気なく青白い白皙。
そっと触れた肌は、冷たい。
「私の事嫌いだったんじゃないんですか」
病室には彼女の声だけが響く。
「私の事、邪魔だったんじゃないんですか」
力の無い問いは、答える者もなく虚空に消える。
冷たい空間。
シーツに血の染み一つでも付いていればまだ温かみがあったかもしれない。
「私の事……」
「ホントウにどうでも良かったと思いますカ?」
「…………」
しかし問い返された。
後ろから。
「インキュバス」
椅子の上で振り返れば壁にもたれ足と腕を組んだ紫の夢魔。
いつもへらへらと緩んだ口元は引き締まり、青み掛かった紫の瞳には何の感慨も見えない。
何時入ってきたのか、気配が読めなかった。
「ホントウに、貴方の事何とも思ってなかったと、思いますカ?」
もう一度問いかけられ、ルルーは死んだように眠る男を見た。
端整な顔、強情さを表すかのように尖った顎、優しい瞼は紅い瞳を隠し、しかし深緑の長髪から突き出る二本の角。
微かな胸の上下だけが未だ生きてる証。
――魔王。
彼女が一心に慕い、それでも受け入れてくれなかった男。
サタン。
「主は死にませんヨ」
魔王の臣下が呟く。
「アンタに……アンタに何が解るって言うのよ!?」
声が枯れていた。
嗚咽が漏れそうになって、しかし歯を食いしばる。
「なら、貴女にはナにか解るって言うんですカ?」
「…………」
膝の上で握り締められた手は白くなっていた。
サタンが瓦礫に押しつぶされるのを見た後、どうやって戻ってきたのかは憶えていない。
どうやって瓦礫をどけたのか。どうやって遺跡を脱したのか。
ただ、無我夢中で痛む体を、魔王の長躯を引き摺って辿り着いて、
――お願い! この人を助けて!!
泣いている事しか出来なかった。
「……主は死ねないんですヨ」
言った夢魔の声はあまりにも静かで。
――死ねない?
「首を掻き切ろうが心臓を抉り出そうが必ず戻ってきまス」
口調は相変わらずなのに、何故か恐ろしい。
「死も消滅も許されていないんですよ、主には。魂は何処にも行けないんでス」
インキュバスがルルーを見、そしてサタンを。
「魔族と人間が愛し合って幸せで居られると、本気で思いますカ?」
息が詰まる。
あの時、心の中でずっと叫んでいた。
――死なないで!!
「同族の事は同族がよく知ってますヨ。主は、そういう人でス。死を美化するのは、愚かだと思いませんカ」
咎めているわけではなく優しく流れるような声音。
過ぎた過去を何気なく語るような。
返す言葉が、見つからなかった。
インキュバスが少し顔を上げて天井を見、
「本気じゃなけりゃ、拒みませんヨ」
愛嬌だけはたっぷりな目を細くする。
「魔族だって、痛いものは痛いんですかラ……」
貴方のためなら死ねる。
そう言った時、魔王は何も言わず冷たく凍ったままの瞳で彼女を見つめただけだった。
じっと、見つめていただけだった。
この言葉があの人にとって呪詛でしかないのだと気付いたあの日、
「…………っ」
貴方のために生き続ける。
流れる涙に、そう誓った。
■サタルルです。
なんかワケワカメ(死語)って言われそうな内容に(^^;)
うん、まぁ……解ってもらえたら嬉しいな。と。
以前にも同じようなネタ書いたけど……気にしないでね☆(死
拍手いっぱい頂きました〜〜♪
押してくださってる方々ありがとうございます!!
以下私信です。
サタン様とルルーさんは仲良い方が良い。
サタン様にはルルーさんの思慕を無視して欲しくないし、ルルーさんもそのまま変わらない気持ちでいて欲しいのです。直向に思い続けて報われないなんて絶対に嫌だ。心変わりもして欲しくない。
結局言いたいことはこの二人はくっつくべきなんだって事だったりする。
サタルル書きってあまりいないから(苦笑)この二人の良さを自分が引き出せたらな〜って思います。ちょっと役者不足かもしれないけど。
暫く社会の波から外れまくる華車ですが(最近サタルルばかり書いてる;;)まったりと見守っていてくれると嬉しい(^^)
「ぷよぷよ!」のサタンとルルーの話、某方はやっぱり気を利かせて言わないでいてくれてたみたいです(^^)良い人やわ〜〜〜。・゚・(つД`)・゚・。
でも知ってよかったと思う。DSごと壊さずに済んでよかったし(何)情報くれた○○さん、ありがとう〜〜〜(^^)ノシ
そして何より、「ぷよぷよ!」の設定に気を遣う必要が無くなった。というか、遣う気をなくしたというか。とりあえず「ぷよぷよ!」は私の中でなかった事になりました。
シェアル度高かろうがなんだろうがルルーの扱いがアレじゃぁね〜……? つか、ルルー、性格悪くなってるよ;;おい(苦笑)セガのルルーに対するイメージってタカが知れてるなと思った。高飛車、暴力女、ミーハー、性質の悪い追っかけ。そんなモンだろうと。典型的なボディコン女のイメージって感じ。思い切り的外れなんですが。
「ぷよぷよ!」から入った人には絶対ルルーを勘違いされるね、ありゃ(^^;)唯でさえ勘違いしてる連中多いのにね(苦笑)
ルルーは高飛車なんかじゃないんだぞ、誇り高く気高いんだよ。愛嬌もあるし、努力家だし、一直線だし、近付く男は皆投げ飛ばすほど貞操観念強いし。心身共に強く綺麗な少女なのですvvこの良さを解っていない人が居るのは悲しい事だ。ルルーにはサタン様しか居ないのにね。
そんな訳で(どんなわけだよ)某方こと暁乃さんから励ましのイラストを頂きましたvv
暁乃さんのサイト【渚の岬】
サタルルですよ〜〜Vv ラブラブというか、サタン様に迫られてルルーさんが困ってる感じ(笑)めっちゃ可愛いっ!! これはもう愛のなせる業ですね!!
もうサタン様カッコイイしルルーさん可愛いしっ!!
二人の距離感が魅力的ですっ!! 私としては手に注目してしまったvv
見た瞬間マジ涙モンでしたよww 思わず携帯の待ち受け画面に……(笑)一生サタルルを愛し続けていこうと心に決めましたよ、えぇ!
うむむ……っ、私も頑張らねばっ!! このままではサタルルの第一人者の座を奪われてしまうっ!!(爆/つか第一人者になってないだろうが)
ってなわけで体調不良二日目です(関係ねぇし)
かなり鬱。鶏焼きながら泣きそうになりましたよ(煙の所為じゃねぇぞ)
なんなんでしょうね、このもにょもにょした感じ。
内蔵が何かぐわんぐわん言ってます。非常にもにょもにょ(何謎)
まさか自分でもこんなに悲しくなるほどサタルルに嵌ってるなんてなぁ……。多少のことじゃ動じない程度に一歩引いて見てたはずだけど……。
駄目だ、いくら私でもあの台詞は楽観視できなかった!!
ってかこのことに関して意見してる人が居ないのは何故なんでしょう?(=;ェ;=)
そこまで愛されてないのかな……サタルルって……(涙)
……発熱しましたorz
でも今日仕事だよ;; でも今日頑張れば明日は休み。
バファリンでも飲んで暫く寝たら仕事行きます;; 今日までガンバっ。
取り合えず某方と話した所、セガはルルーが嫌いなんだなって事に落ち着きました(落ち着けるなよ)
大丈夫、私はセガの方が断然、確実に、明確的に、確信的に嫌いです。
最近サタルル友が増えました(^^) 自分と同じように純粋にサタルルファンやってる仲間が増えたのですよっ!(喜)もうめっちゃ嬉しくて……っ!! ついでにラグウィにまで引きずり込んでしまう始末です(;´Д`A ```(笑)
そしてその友達から「ぷよぷよ!」のサタンVSルルーのデモを教えてもらいました。
正直に言いましょう。
思い切りサタンに殺意が沸きました。
貴様に何が解る!?と胸倉を掴んで言いたくなりましたね。
迷いの森の連中連れて殴りこみしたい気分です。
ルルーの事ちっとも解ってないし。魔導2からよ〜んやわくぷよまで一体ヤツは何を見てきたんだ。遠くばかり見すぎて頭だけじゃなく目まで悪くなったのか。そうか、そろそろ老眼か、ご愁傷様。まさに年貢の納め時だな。よくもまぁいけしゃあしゃあとあんな事をほざけたもんだ。
「ぷよぷよ!」が出て尚サタルルの話題が出ないのか不思議だったんですよね。唯単にみんなシェアルに目が行ってサタルルには興味が湧かなかったか、大した事なかったかのどちらかだと思ってあえて訊かなかったのですが(知るのが怖いと言う気持ちもありましたが)、
……そういうことですか。
そりゃ私の前でこんな話題出せねぇよな。どう荒れるか解ったもんじゃねぇ。
実際、家の家具全部ぶち壊したい衝動に駆られましたよ。ええ。
つかシナリオ書いたヤツ誰だよ?駄作作りやがって。
どうせセガだし、ルルーの事散々言ってるんだろうとは思ってたが、余計に悪かったわ。
これだから魔導キャラ出して欲しくなかったんだよな。今後一切金輪際。
怒りがふつふつと湧いてきます。涙も後から後から湧いてきます。
セガよ、もう一度過去の作品を見直せ(みんぷよは除く)
金儲けばっかに目が眩んでキャラの良さを全く活かせてないところがイタイってことくらいちゃんと解ってくれ、頼むから。
今までのサタンはルルーを完全に否定することもなかったし、ある程度距離は置きつつも受け入れてる部分はあった。
それが今回完全否定ですか。もう笑いが止まらんよ。希望が踏み躙られました、思い切り、土足でね。以前やったなりチャよりも憤慨物です。
何はともあれ、セガが魔導ファンを裏切り続けてる事には変わりないというのが解りましたね。あ〜良かった。間違い起こす前で。少数派だからって馬鹿にするな。
DSと「ぷよぷよ!」買う考えに傾いてたけど、絶対買わねぇ。セガなんて大嫌いだ。
尤も、サタアル派の方が多いんだろうから私一人が喚き立ててもあっちはどうとも思わないんだろうけどね。しかし居ても立ってもいられなかったのですよ。
↓が私が憤慨した漫才デモです。
ある意味失笑物だよ。そうさ、漫才とは本来こうあるべきなんだよねぇ?セガさん?
ル「サタン様!?」
サ「ルルー!?お前も来てたのか?」
ル「貴方の行くところなら何処へだって付いてまいりますわ」
サ「悪いが一足先に戻って欲しい」
ル「どうしてですの?」
サ「私はおそらく、此処でアルルと出会う。だから……星空のハネムーン☆をしてから帰るのだ♪」(とっても嬉しそう。)
ル「そんな!?嫌よ!サタン様をアルルに会わせるなんて嫌!」
サ「邪魔するならルルー、悪いがお前もぷよ地獄行きだ」
…勝負開始。
そして勝利。
「ルルー、お前は美しい。だが、恋とはそういうものなのだ」
「ぷよ地獄で新しい出会いがあるのを祈っているぞ……」
これに泣かずして何に泣けというのでしょうか。私には判りません。もう感動しすぎて枕の一つや二つ、三つや四つに加えサンドバッグ十個ほど無駄にしたいくらいですよ。あっはっは。
きっとコレに憤慨した同志は少ないんだろうな、と密かに思う。
取り合えず今日は体の痛みもあるので泣き明かしたいと思います。
誰か一緒に泣いてくれる人、なんでも掲示板にて募集中。・゚・(つД`)・゚・。
近頃は仕事終わったらとっとと帰りてぇって気持ちが大きかったりします。
小説書きたい!!
執筆進んでないのにネタばっかり出てくる頭。
でもきっと今日も色々やってたら夜が明けてて大して書けてなかったりするんだろうな;; 時間が欲しいです。本当に、マジで。
雀から目を離し遠くを見やれば、眼下の街にはまばらながらも行き交う人々。
サタンはパラソルのささった円テーブルに頬杖をつき、足を組んだまま溜息を吐く。
きっちりと隙なく整えられた深緑の髪。頭の両脇から生えた黄金の双角も黒い竜の翼もそのままに、高貴さを表出したかのような赤衣を着込んだ魔王様。
胸元のスカーフには煌くルビー。
彼は紅い瞳を横にずらし、向かい側に座る人物を見た。
緩やかな波を描き流れる青い髪。長い睫を有した翠の双眸が何処か楽しげにこの沈黙の彼方を見つめている。行儀良く伸びた背筋に纏った白いドレス。聖女のようでもあり、魔女のようでもあり……。
しかしこの少女は女王様。
男なら誰彼構わず否応無しに投げ飛ばす暴走女王。
「…………」
サタンは再び遠く下方の街へと視線を移し、
「今年の夏は一斉に極寒スキー大会と行きたいのだが、どう思うかね」
声に驚いたのか雀が飛び去っていった。
ルルーが翠の瞳をこちらに向け、にっこりと笑う。
「お気の召すままに」
目を細め鼻で笑った魔王は、密かに口の端を釣り上げた。
――数刻後。
「だから、ルルーから何か言わせようったって無駄ですって、サタン様」
「そうですヨ。大体女性から切り出してくるのを待つなんて男らしくないデス。自分から行動しなけれバ」
「これじゃ当分進展しなさそうだわ……」
「煩い。黙れ貴様ら」
「じゃぁお聞きしますガ、翡翠の髪留めは渡せたのデ?」
「…………」
「ほ〜ら、渡せなかっ……ダァ!!?」
部屋に響く大音響。
サタンがインキュバスに投げつけたのは、お高い値の花瓶だったそうだ。
■前書いたヤツの続きっぽく。
サキュバスとインキュバスに背中を押されてルルーを呼び出したのは良いが、なかなか素直になれないサタン様。
ツンデレツンデレw(何ぇ)
-------------------
ちょい更新
-------------------
事典CGIを変えました。
しかしウチのラグナス、奥手すぎ;; 読んでて(Σ読んだのかよ)お前男だろっ!?と微妙に悲しくなってきました。小ラグでウィラグならともかく(えぇ)素でウィラグはちと情けないぞ、ラグナス。と。
今ならもうちょい積極的にできるかなぁと思いつつ。
いつかリベンジしたいものですね。相手が居るなら(何ぇ)
つかサタルルでもやってみたi……v(殴蹴)
|||orz←今、まさにこんな気分です(何)特に何も出来なかった。というか、ちょっと家のおちびちゃん(甥っ子)が風邪を引いてしまいまして、面倒を見なきゃいけなかったのですよ。それで休日なのになんもできず;;
久々に某方にメールしようかと思いつつ、気がついたらこんな時間ですか;;
他のサイトも見回って、コメントとかも送りたいんだけどね(汗)なんせ小心者。長い事音信普通だったため、なかなかカキコし辛いです。
こっそり覗きに行きつつ、草葉の影から……|ω・´)(待てぉぃ)
自分のサイトじゃ好き勝手書けるのにね;;
某方も復活(?)したようでww 見に来ていただいてる形跡はあるのですが、如何せんこっちはかなりの不規則生活。昼間にメッセも立ち上げられず、どういう状況なのか聞こうにも聞けないという;; そんな訳で、ちょくちょくサイトに足を運んでいたのですが……タイミング逃したよ;;(滝汗)日記更新したの約一週間前!?(滝汗)いや、今メルフォとかカキコとかしても遅いっしょ!と一人悶々。
何はともあれ、お元気そうでなによりですm(_ _"m)こっち見てるかは解らないけど;;(苦笑)
もう暫くは小説を書くことに専念するつもりです。もう少しの間昼間は引篭もり;; 一体いつになったら終わるんだ、この生活(死)
昼間ひょっこり現れたときは見つけたら宜しくお願いしますね〜(^^)ノシ
その内また掲示板にカキコ行きます!(何宣言)覚悟しておいてください(何ぇマテ)
今日、拍手をたくさん頂きました〜〜♪
ありがとうございました!!
できるだけ早く、小説を書き終えて更新できるよう頑張ります!!(汗
最近の目標、サタン様をかっこよく書く!!
全く達成されてませんが……っ(泣)
今日は有線が懐かしい曲のオンパレードでした☆
何かGLAYやラルクが多かったけど(^^;) ゆずやSPEED、TMREVOLUTIONとか色々。
いつも流れてるのが洋楽なので、お?今日はどうしたんだ?とか思いつつ聞いてたら……YellowMonkey流れたよ〜〜〜っ°゜°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
「BARN」と「SPARK」が流れて思わずニヤリw
イントロからはっ!?もしや!?とか思ってしまった;; やっぱり聞き慣れてる曲には敏感だ;; 暫く頭から離れませんでした。もしかしたら歌詞覚えてるかも。
BARNもSPARKも好きな曲です。
かっこいいvv 曲も歌詞も好きなんですよね。
SPARKなんて激しくセクシーで(笑)
でもイエローモンキーは色気がなきゃ歌えない……(そもそも女が歌う歌じゃない;;)
「ご紹介しますわ、おばあちゃん。こちら、今お付き合いしてる……」
「ラグナス・ビシャシといいます。初めまして、ウィッシュさん」
アンティークの調度品が並ぶ石造りの部屋。
針葉樹の頂が、目線よりも低い位置で覗く吹き抜けの窓から射す光は清澄な彩り。部屋を鮮やかに満たしていくそれらを横目に、ウィッシュは呆然と立ち尽くしていた。
「にわかには信じられないと思いますけど、こう見えてもラグナスさんは勇者なんですのよ。それも異世界の。いろんな世界のいろんな国を旅して、これまでに幾つもの騒乱を鎮めてきたんですの」
目の前では目に入れても痛くないほど可愛い孫娘が、くるくると嬉しそうに多弁をふるっている。
「ウィッチぃ、こう見えてもっていうのはちょっと酷くないかい? 一応俺的にはしゃんとしてるつもりなんだけど?」
隣を見やれば見ず知らずの……青年というには幼く、少年というには大人びた風貌の、なんとも曖昧な青少年。
「あら、でも外見的に……ねえ」
「ねえって言われても」
……これは一体どういうことなのだろうか。
熾る眩暈を必死に堪える。
魔女がたった一人で住まう塔。その門をウィッチが叩いたのは数分前であった。
久々に見る孫の顔。喜々として出迎えたウィッシュだが、まさか客を連れて来ているとは思わなかったのだ。しかも男。しかも彼氏。
「ウィッシュさんのことは、かねがねウィッチから伺ってます。俺、まだ未熟で、魔女一族のこともよく知らないんですけど……。だから色々教えて頂きたくて」
「もし、このまま結婚ということになると、ラグナスさんは婿養子、ということになるかもしれませんでしょう? ですからおばあちゃんには少しでも早く、ラグナスさんのことを知って欲しくて参りましたわ」
婿養子とはまた突飛な。
照れたように頭を掻く男に、金色の長い髪を揺らして頬を赤らめながらも寄り添う少女。
青い瞳を輝かせ、誇らしげに話をする可愛い孫娘。
ウィッシュの中で、今迄築きあげてきたウィッチとの思い出が駆け巡っていき、ああ、これを走馬灯と表現するのかと理解する。
いつもおばあちゃんおばあちゃんと後を付いて回っていたウィッチ。魔女一族期待の星であり、ウィッシュの誇れる宝。しかし思い出は脆くも崩れ去り、突きつけられたのは何処の馬の骨とも知れない若造にまだ幼い孫が奪われるという現実。
あまりにも突然であまりにも早急すぎる。
だいたい、ウィッチはまだ十三ではないか。これから様々な経験を積み、ゆっくりと大人になっていく筈なのである。それを行き成り結婚、婿養子ときたもんだ。
オマケに相手は異界の勇者を名乗る年齢不詳。
一体何処の夢遊病患者か。
体の奥底で波打つ蟠りを感じながらも、ウィッシュはウィッチの隣に並ぶ青少年をまじまじと見つめた。
艶のある柔らかそうな黒髪。少女を見つめる黒目がちな瞳は優しげで、それでいてどこか愁いめいていた。すっきりと精悍な顔立ちに、見え隠れする強い意志。茶色のセーターと黒のスラックスに包まれた痩躯は、一見すると長閑な村の若者。だが、腰に佩いた剣が強烈な存在感をもっていかにもそれらしく、長閑村なイメージを否定している。
好青年。
確かに印象としては悪くはない。
しかし尚更人の良さそうな物腰と表情が、一度不信感を抱いた者の神経を逆撫でしてしまうこともあるようで。
「おばあちゃん、どうかしまして?」
「ラグナスさんは勇者、とおっしゃいましたね。異世界の」
長い銀色の髪に光が弾ける。
ウィッチの問いに答えず、ウィッシュが二十代半ばにも満たないような若く美しい相貌に、六十を超えた老成の微笑みを乗せた。
目は笑っていないが。
何かを感じ取ったのか、ラグナスは少し戸惑ったように眉を寄せ、されど頷く。
「は、はい。ガイアースと呼ばれる世界から来ました」
「時空を越えることができる?」
「えぇ、まぁ……」
そうですか、とウィッシュは考えるように顎に手をやり、そして視線を戻した。
「それでは見せていただきましょう」
にっこりと本物の笑顔。
「ここから飛び降りてください。今直ぐに」
びしっと硝子のない窓を指す。
口をぽかんと開け、呆気に取られるラグナスとウィッチ。
「え、ええええ、それは無理ですよ! 小説や物語りの世界じゃないんですから、高い所から飛び降りたからって時空を越えられるわけじゃ……っ」
「そ、そうですわよ! 幾らなんでもそれは!」
「冗談です」
止まった時間を暫く堪能した後、大声量で抗議する二人の声をウィッシュは詰まらなそうに跳ね除ける。
「失敗したら死んでしまいますものねぇ。それくらいでくたばられては困ります」
わざとらしく言いながらしずしず歩く。
人差し指をくるくると、楽しげな声で大魔女は、
「今後、ラグナスさんがウィッチに相応しい人かどうか、色々験させていただきます」
すれ違う花婿候補と祖母姑。
「魔女の修行は厳しいですよ。今日から宜しくお願いしますね。
妖艶な笑いを残して部屋から出て行く。
扉が開かれ、閉じる音。
呆然と目で追っていた白い後姿が木扉の向こうに消え、取り残されたのは青年と少女。
「俺、何か悪い事したかな?」
「さ、さぁ?」
ラグナスの壮絶なる花婿修行が、ここから始まる。
……たぶん。
■小ネタです。続きは……どうしようか(何)
ラグナスはウィッシュに「婿殿」なんて呼ばれてて欲しいな〜という妄想から。
そして花婿修行と証した虐めに遭う、と(ぇ)
なんとなく好きなんですよね〜、ラグナス、ウィッチ、ウィッシュの三人組み。並べてて絵になる三人だと思う。
何はともあれ誕生日おめでとう、ラグナス。
【サタルル同盟&ラグウィ同盟】の参加者様が三十名突破しました〜
°゜°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
こんなに好きでいてくれる人がいるんだな〜と、とても嬉しく思ってますw参加してくださっている方々、ありがとう!! サタルルやラグウィを好きな仲間が居る。それだけで励みになりますw
これからも亀更新ながら、サタルルもラグウィもじゃんじゃん書いていきますねw
一緒にこの萌えを主張しまくりましょう〜〜〜!ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
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