納涼〜魔導de紅白歌合戦〜
朔月「と、いうワケで、猛暑の中頑張る人(とくに管理人さん)のために企画しました『納涼〜魔導de紅白歌合戦』!!白組応援団長兼司会の朔月望でーす!祝!初フルペンネーム(どうでもいいけど)!!ま、今まで通り、朔月でOKですけど。さて、赤組応援団長は、以前もネタで使わせていただきました、キノくんでーす!!」
キノ「どうも。ところで紅白歌合戦ってなんですか?」
朔月「ふっふっふっふ、紅白歌合戦とは、男が白組、女が赤組と、男女別れて歌で競い合う、日本の歌番組の金字塔なのだよ!!」
キノ「そうなんですか。じゃあ、エルメスは赤でしょうか、白でしょうか」
朔月「中立です(即答)」
エルメス「シツレイな」
朔月「じゃ、男なん?女なん?どっち?」
エルメス「じゃ、さっそくはじめよっか、キノ」
朔月「勝手に話を進めるな。では、白組先攻、一番手は、スケルトンT!曲名は『アイ ラブ ティー〜骨まで愛して〜』!!」
終了後……
キノ「…………」
エルメス「なんか変わった歌だったね」
朔月「いかん、いきなり渋い演歌出してもーた……テンションさがっとる」
キノ「(棒読み)赤組一番手は、ドラゴンケンタウロスさんです」
ドラコ「ちょっとー!私は『ドラコ』ケンタウロスだよ〜〜!!」
キノ「ああ、すみません。それではドラコケンタウロスさん、曲名は『暑いお嬢さん』です」
朔月「へ?ちょ、まっ」
ドラコ「いっくよー!!」
朔月「そ、その歌はぁ―――」
終了後………
朔月「キノくん………カキ氷どうぞ…………」
キノ「どうも…………」
朔月「納涼なのに、納涼がテーマなのにぃ〜〜…………ぅわちゃ!!」
エルメス「んー、どしたの?」
朔月「え、エルメス君のぼでーがお好み焼きの鉄板のように……………(死にそうな声)」
エルメス「シツレイな」
朔月「で、では、貴を酉猶仕手、『真・魔導物語』から歌って踊れる考古学者、デウスさん!!曲名は『人生法則』!!女性の歌じゃねーかって突っこみは無しで!」
キノ「(棒読み)続いて赤組は、ハーピー……さん不在のため、ハニービーさんです。曲名は『ぶんぶんぶん 首が飛ぶ』です」
朔月「(小声で)苦労した甲斐があった……」
ハニービー「……お江戸のお町で辻斬り事件だ……」
キノ「(小声)なんでハーピーさんとトリオ・ザ・バンシーさんたちだけいないんですか?」
朔月「(小声)あいつらが歌ったら、それこそ大量虐殺兵器なみなの。某大量消費国家と某恩知らず半島とかが欲しがるくらいの!念のため会場のいたるところに聞かザールを配備し、無覚のお守りくばっておいたけど、でも!!用心にこしたこたぁないのよ!!分かっていただけましたかな?」
キノ「はい、なんとなく分かりました」
朔月「では、続いてあの有名なヘンタイ―――」
シェゾ「だーれが変態だ!!」
朔月「あんたじゃねーよ!変態体質の縮小機能つき勇者『ラグナス・ビシャシ』のことだよ!!」
ラグナス「だれが変態だ!」
朔月「くらえ!『幼児化ビーム』!!」
ラグナス「な、なんでお前がそんな技をぉ〜〜〜!!(子供化)」
朔月「では、曲名は『勇者音頭』!ええかげんな歌でも、気にしない♪あこりゃこりゃ♪」
ラグナス「くそー!(ヤケ)」
キノ「(棒読み)続いては、お馴染みウィッチさん。……子ども(ラグナス)を追いかけまわしていますが、スタンバイお願いします、時間がないので。はい。それでは曲名は『Jupiter strike』です」
ウィッチ「おい――っす!」
キノ「………………?」
ウィッチ「おい―――っす!!」
朔月「お、おい――っす!」
ウィッチ「まあまあですわね。それでは―――」
朔月「(はよ歌え)」
朔月「続いて白組は、ももも、のほほ、ふふふ、パララ、さそりまんによるグループ『ダンジョン商店街』!曲名は『安売りのダウンロード』!!え?無理だって?つっこまないつっこまない¥」
キノ「(棒読み)赤組も対抗しまして、セリリとジャーンによるユニット『風水』です。曲名は『暇でマメで懲りない魔王のテーマ』です。なおバックダンサーとして参加するはずでしたすけとうだらさんは、現在活け造りにされているため不在です」
朔月「余計なことは言わんでええ!」
エルメス「誰のテーマ曲なの?これ?」
朔月「そ、それは………」
エルメス「それは?」
朔月「後半に続く!!(逃げた)」
朔月「さて、後半です!!後半は赤組先攻!」
キノ「それでは後半一番手、アーちゃんズ。曲名は『逃した獲物は大きいぞ』です」
朔月「物騒な曲名だな―――――」
どすん!
キノ「ありがとうございました。あれ?朔月さん?エルメス、朔月さんがどこにいったか知らないかい?」
エルメス「ぐー、ん、ああキノ、おはよう」
朔月「ね・と・った・ん・か・き・さ・まぁ〜〜〜〜〜」
キノ「どうしたんですか?穴なんかに入って」
朔月「アーちゃんどもが掘った落し穴に落ちたんだよ!!(激怒)復讐の一曲!ぞう大魔王、かむおん!!曲名は『ド怒りの地』!!!元ネタは想像にまかせる!!」
朔月「会場を早く立て直せ!!一応耐震性にしといたかいがなかろうが!!」
キノ「なんのかいですか?」
朔月「いいからんなこたぁ!!」
キノ「はあ。それでは赤組続いては、キキーモラさん。曲名は『私の家が綺麗になるころ』です」
朔月「急げー!キキーモラが舞台に上がる前に―――!!」
アルル「えーとエルメス君、君もキレイにしよう(ふきふき)!!」
シェゾ「早くしろー!!そこのシミも落とせー!!」
ルルー「皆―!キキーモラが着たわ―――!!」
朔月「ま、間に合わ―――ん!!」
少々お待ちください……
朔月「な、なんとかなった………」
キノ「なんで皆さんで掃除したんですか?」
朔月「……………(応える気力0)続いては、マミーの『ぷよぷよの包帯』です……」
エルメス「ミイラに性別なんてあるのー?」
朔月「……………………………………」
キノ「次は、いよいよ大詰めになってきた……んですか?」
朔月「聞くな」
キノ「続いては大御所、ウィッシュさんです。曲名は『いい日占い』です」
朔月「あたるかどうかは別として」
ちゅどーん!
朔月「で、では続いて(よろよろ)、超特別ゲスト、ファントムゴッド。曲名は『夢か現か幻か』です」
キノ「うわー、天井に穴があいた……」
朔月「ケホっ」
キノ「後半に入ってどんどん重くなっているのでしょうか。デュラハンさんの曲は『生首よ……』です」
朔月「重いっつーよか物騒だ。白組はマサムネさん。曲名は『子連鮫』です」
エルメス「ところで、後半で教えてくれるって言ってたあのテーマ曲、結局誰なの?」
朔月「それはラスト二組でわかる!!」
キノ「と、いうわけで、いよいよ最後となりました。赤組トリは、朔月さんが無理矢理くっつけたユニット。格闘女王ルルーさんと、暇でマメで懲りない二枚目半の魔王サタンさんです」
朔月「イクリプス!!はっはっは、これでこの歌の間はなにされよーが平気だぁー!!」
サタン「くそー、事前に手をうったなキサマー!!」
朔月「いいから歌え!!最後だから盛大にぃ!!!」
キノ「曲名は、『明日へのエスコート』です」
エルメス「てにをはは代えられないくらい苦労したんだね」
朔月「えーと、何が言いたいのかさっぱり分からんが、それを言うなら『背に腹は代えられない』だろう」
エルメス「そう、それ」
朔月「はいラストです!!これでラストです!!!誰が、何と、言おうが、こ・れ・で・最後!!!」
キノ「ところで何で白組にいれたんですか?この二人を」
朔月「いや、やっぱあの二人だと『赤』よりかやっぱ『白』だろ。それに今回は特別ゲストとして、ドッペルズが伴奏すんだよ文句あっか」
キノ「では、どうぞ」
朔月「では、最後を飾るのはお前らだぁ!!アルル&シェゾ!!曲名は、苦労して考えましたよ!『幸せを見つけに』!!」
キノ「それではお願いします!!!」
―――五分後
朔月「歌わんか―――!!」
シェゾ「だ、だーれがこんなチンチクリンと!!」
アルル「誰がチンチクリンだよ!!この変態!!」
シェゾ「なんだと!!」
アルル「やるの!?」
朔月「はよせんか―――!!」
Dアル「ボクからもお願い。一度だけでいいんだ。それに、みんな出るなら仕方がないって、二人ともあんなに頑張ったじゃないか」
シェゾ「ああ。あの時は、こいつと組まされるなんて聞いてなかったしな」
Dシェ「だが、今更意地をはっても仕方がないぞ」
アルル「…………わかったよ、みんながそこまで言うなら」
シェゾ「今回だけは歌ってやる!」
朔月「で、ではお願いします!!」
Dアル「じゃ、いくよ、せーの―――」
ハーピー「皆さん、ひどいですぅ〜〜〜〜〜!!!!」
朔月「ぎゃアアアアぁぁぁ―――――!!!!キタ―――――――!!!」
ハーピー「酷いですぅ〜、せっかく練習してのに、どうして違う日時をおしえたんですかぁ〜〜〜!?」
朔月(言わずとも分かるだろーが!!ねぇ、みなさん?(アイコンタクト))
(キノ除く)全員「こっくり」
ハーピー「仕返しに、たっぷり歌わせてもらいますぅ〜〜〜〜!!すぅぅ」
朔月「全員お守りと猿を装着せよ―――――!!コンディションレッド発令―――!!」
ハーピー「はらほろひれはれ〜〜〜〜〜〜♪はろいとへほにはぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
フレア「…………エート、こうして、紅白歌合戦の会場は、跡形もなく破壊音波によって吹っ飛びましたとさ♪えーと、とりあえずめでたしめでたし―――」
フレア「なわきゃねーだろ作者――――――!!何いわすんじゃコラ―――――!!」
残暑見舞い申し上げます
朔月