日記掌編
No 4. 奇妙なお客様
正午過ぎ。 闇竜、遺跡(住居)の外を掃き掃除中。 金髪に白長衣の女性、やって来る。 女性、「こんにちは」と笑顔で会釈。 闇竜、「……こんにちはぁ」と会釈返し。 女性、鼻歌うたいながら遺跡に入っていく。 闇竜、「……お客さん?」 掃き掃除再開。 ――数分後。 カーバンクル、遺跡から出てくる。 闇竜、「いつの間に来たの?」と尋ねる。 カーバンクル、遊びに来たと答える。 闇竜、話が噛み合ってないが納得しておくことにする。 シェゾ、遺跡から出てくる。 闇竜、首を傾げる。 「……は? 客? 金髪の長い髪に白装束? そんな知り合いは居ないぞ?」 「…………」 闇竜、汗をたらす。 カーバンクル、にやりと笑う。 THE END |