A False or Trus?

 

 

 

 

「へぇ〜、ってことは朝はDシェゾに起こしてもらってるんだ?」

 

 窓から入ってきた木漏れ日が部屋を明るく、暖かく照らし出す。  

淹れてもらった紅茶のカップを掌の中でくるくる回しながらボクは感嘆の声を上げた。

赤褐色の液体がボクの手の動きに合わせてくるくる踊り、カップの上でたゆたう湯気が

甘い、良い匂いを運んでくる。これはセイロンかな?なんて考えながらくんくんとその

匂いを楽しんでいると、トンっとバスケットを置く白い手が見えて視線を持ち上げた。

バスケットの中で蜂蜜色よりもほんのちょっと薄い色合いに焼きあがったスコーンが、

食欲をそそる香りで紅茶に負けじと自分の存在を主張してくる。

 

「…うん、彼の方が朝まで起きてる事が多いから…」

 

 バスケットの向こう。テーブルを挟んだ視線の先で赤いスカートが揺れ、白い手に引かれる

椅子の音が耳に届いた。その数秒後には姿勢を正して真っ直ぐ見た位置にボクと同じ顔が現れる。

と言っても完全に同じな訳じゃなくて、感覚は一卵性双生児。彼女の目はボクの茶色い瞳と比

べてやや赤味掛かってるし、肌だってボクの肌と比べなくても透き通るように白いって事が解る。

そしてその声は風のない湖のように静かで涼やかだ。

 

「でも寂しくない?君が起きると今度は彼が寝ちゃう訳でしょ?で、起きたら起きたで今度は

 お仕事…」

「…ん、でも夜は途中まで一緒に起きてる事が多いし…、…仕事が無い時はちゃんと一緒に居て

くれるから…。…それに、生活の為だし…ね…」

 

 ボクのドッペルゲンガー、通称Dアルルは自分用に淹れた紅茶を啜りながら『仕方が無いよ』と

言うように苦い笑を浮かべた。

 

 太陽はまだ真上には来ていなくて、風もそこそこに涼しい。それは多分家の中だからなのかもし

れないケド。

外ではヒグラシの声や鳥の囀る声が聞こえるけどそれほど煩いものでもなく、逆に耳に心地良

いとさえ感じる。森に囲まれた環境の所為なのかな?そんな中、ボクはDアルル達の家にお呼ばれ

していた。と言っても殆ど押しかけたようなもので、遊びに行って良い?というボクの要望を二

人が快く受け入れてくれただけの話。

 でもいざ来てみると出迎えてくれたのはDアルル一人。某変態魔導師のドッペルさんの方はという

とリビングでソファの上に転がっていて、事情を聞くとさっき『宿題』を終らせた所で今は仮眠中な

んだって。

 

宿題と言っても勿論彼は魔導学校の生徒じゃない。第一、学校に行ったって彼にとっては暇を持て

余すだけだろうし。

 『宿題』っていうのは彼の仕事の事。彼は魔導師同業組合… つまり、魔導師ギルドで受けた依頼を

こなすことでDアルルとの生活を守っている。仕事は主に古代魔導の研究や遺跡の調査、魔導具の

鑑定etc.…。彼は古代魔導に関しても割かし詳しい上、Aランクの依頼くらい ―― 勿論一般常識

で考えて「くらい」なんて言葉が使えるほど生易しいものじゃない ―― なら難なくこなしてしま

う為ギルドの方でも重要視されているらしいんだ。

まぁそれはさておき、ギルドの依頼窓口じゃ勿論魔導具の鑑定や研究はできないから、そういう

わけで彼は度々『仕事』を自宅に持ち込む事があって、ボクらはそれを茶化して『宿題』と呼ぶ。

その言葉はどんな人にとってもあまり良い印象を与えないらしく、そう言うと流石の彼も顔をしか

めるのが面白かったりするんだよね。

そしてその『宿題』をこなした朝は、大抵彼と彼女の立場が逆転するのを知ったのはついさっきのこと。

 

「それで、今日もお仕事なの?彼…」

「…うん…。…本当は一緒について行きたいんだけど…」

 

 カップに口をつけながら言ったボクの言葉に、Dアルルは少しだけ寂しげな赤い瞳を、ソファの上で

本をアイマスク代わりにして眠っているDシェゾに向けて溜息を吐いた。

 どうして一緒に行かないのか不思議に思いながらまだ暖かい紅茶を口に含みつつDアルルを見つめると、

それに気付いたみたいで、彼女はボクに視線を戻してもう一度苦い笑い。

 

「…『お前にもしもの事があったら、俺は一体何処へ帰ればいい?』…なんて言われたら流石に…ね…」

「大切にされてるねぇ〜」

「…待っているだけは嫌なんだけどね…。…いざという時彼を護れない自分が悔しい…。待っている事

しか出来ない……もどかしい…」

 

 俯き悔しげに唇を噛む仕草がいじらしいと思う。そういうところ彼に見られたらかなり危険だよね。

うん。

 

「まぁ、わかんない事も無いかな。大切な人が危険な目にあってるかも知れないって思ったらね…」

「……ごめんね…。折角遊びに来てくれたのにこんな話を…」

 

 遠くを見つめるように天井を見上げたボクに、済まなさ気な笑みを投げかけるDアルル。ボクは微笑

んで「気にしないで」という意を示す。

 

Dアルルの気持ちは解るんだ。大切な人が危険な目にあってるかも知れない。そう思うとさぞかし不安なん

だろうって。

 でも、Dシェゾの言い分も解る。帰る場所があるって凄く安心できるだろうし、「必ず生きて帰る」って

いう目標にもなるだろうから。

 

結局ボクには何も言えないし、言った所で二人の気持ちに影響を及ぼす事は無いんだろうなぁ。だってそ

れは二人が互いの事をどれだけ真剣に想ってるか、どれだけ互いを必要としているかっていう証明でもある

から。

ボクにとってはあまりにも幸せで羨ましい悩み…。

 

「あ、…いけない…。もうこんな時間…」

 

 少し慌てた様な声が聞こえてボクは現実の世界に引き戻された。

 飲みかけの紅茶が入ったカップをテーブルの上に置きDアルルが立ち上がる。

 

「起こすの?」

「…うん…、そろそろ行かなきゃならない時間だから…。……Dシェ、起きなよ…時間だよ…?」

 

 ボクの声に振り返らずに言ったDアルルが、優しくDシェゾの体を揺する。光に包まれたようなその光景

に胸が熱くなるのは重ねてしまったから?

 ボクらはボクらで彼らは彼らで、全く違う存在だって事は解ってる。実際、彼らとボクらは全然違うし、同じ

にしちゃうのは失礼にも程がある。でも、それでも今ある二人の姿に、在りもしない未来を想うのはボクが愚か

だからなのかな…?って。

 

「……ん…、Dアか…。あと少し…」

「駄目だって…、…早く行かなきゃならないんでしょ…?」

「……起きたくない…」

「駄々こねないの…ほら…」

「…お前も寝ろ…俺が赦す…」

「……君が赦しても依頼主が赦してくれないんじゃ……って、どこ触ってるの…!?」

 

 あぁあ、DシェゾってばDアルルの腰に手回して…。Dアルルも顔真っ赤になってるし。ってか朝から何や

ってるんだろうね?この二人は。

 微笑ましいけど見てて恥かしい。それを押し隠す為に飲みかけの紅茶をもう一口啜る。

 

「…俺はまだお前と離れたくない…」

「…いや、その気持ちは嬉しいけど…」

「……なら一緒に寝ろ…」

「…だ、だから…、子供じゃないんだからいい加減起きなよ…。研究成果、今日中に提出するんでしょ…?」

「……そんなモノよりお前の方が大事…」

 

 へぇ、Dシェゾって二人で居るときあんな事言うんだ?

前にボクが、「Dシェゾって大人だよね〜」って言った時のDアルルの苦い笑顔を思い出す。なるほどね…。意

外な一面…。って、もしかしてDシェゾ…ボクの存在に気づいてないんじゃ?それとも目の前で惚気られてる

のかな?

 

「……い、今は拙いんだってば…!アルルも居るんだから…!」

「……放っておけば良い…」

「………Dシェゾ…?」

 

 ボク、放っておかれるのかな?

 なんて考えてると、Dアルルの声が低く紡がれる。この後ってどうなるか大抵決まってるんだよね。いわゆる

『お決まりのパターン』ってヤツ?

 

「……いい加減この手を離してとっとと起きろ!…この変態ドッペル…!!」

 

『ラグナロク!!』

 

 その声が聞こえるよりも先にスコーンの籠と一緒にテーブルの下にしゃがみ込み、耳を塞いでいたボクは「や

っぱり違うなぁ」と今更のように実感していた。

 

 

 

 

「…全く…Dアルルのヤツ…。本気でラグナロク撃ちやがって…」

「あはは、ご愁傷様〜!」

 

 頭より上の方で紡がれた彼の、『オリジナル』よりもやや落ち着いた雰囲気を持つその声に、ボクは笑って答える。

 あの後、Dアルルの放った魔法は彼女達の家を半壊させてその脅威を留め、ちょっとキツ〜いお仕置きを喰ら

った彼は、目覚めのコーヒーなんかを飲むよりもしっかり確実に目を覚まて、しぶしぶながら仕事兼ボクの見送り

の為にこうして並んで歩いてる。

 木々の間を吹きぬける風が、道を静かに照らす木漏れ日が気持ち良くて、さくさくと二人の足元で鳴る草の音が

心地良い。

 …ことはさておき、本気のラグナロク喰らっておいてどうしてこの人は平気なんだろう?とボクは思う。

 

「…まぁ、慣れだな。慣れ…」

 

 と、彼は言うけど……慣れ?慣れるほどあの強力な魔法喰らっといてよく今まで生きてこれたよね〜。しかも

全然全く懲りてない上に耐性までつけてるなんて…(シェゾなんてジュゲム撃とうものなら直ぐタンマかけてくる

のに…)Dシェゾ…恐るべしって感じかな?

 

「それにしても、DシェゾってホントDアルルの事大切にしてるよね〜」

「……あ…?」

「聴いたよ?仕事さえ手伝わせてもらえない。ってDアルルが嘆いてた」

「……それはそうだろ…。魔導師ギルドなんて格好付けてはいるが、所詮、傭兵業の類だ。…昨日仲間だったヤツが

 今日いきなり敵になる事も有り得る。……そんな所にアイツを連れて行ける訳がない…」

 

 当然だろう?と言うような口調。

 優しいなぁ、本当に。

 

「でもさ、あまりDアルルを悲しませちゃ駄目だよ?」

「…そんな事は解っている。だが、仕方のない事だろう?二人で生きて行くには何かと金が要る。もし子供が出来たら

 もっと金が必要になる。…俺だって出来る事ならずっとアイツの傍に居てやりたいさ…しかし、それだけでは生活

 出来んだろう…?……アイツに苦労は掛けたくないからな…」

 

 少しだけ険しい横顔。そこまで考えてるんだ?って少し感心する。

 …なんだか……

 

「なんだか羨ましいなぁ…」

「……は?何だ…急に…」

 

 Dシェゾが訝しげな紅い瞳をボクに向ける。それがなんだかおかしくて、少しだけ笑って。

 

「だってさ、そんな風に相手の事思いやるってなかなかできないと思うんだよね。凄いなって思って」

「……そりゃそうだ。俺は何よりもアイツの事を大切に思って居るし…愛して居るからな…」

「うわっ!言うね〜、聞いてるこっちが恥かしいよ」

「…事実を言って何が悪い…?」

「素直だね〜」

 

 一瞬、ほんの一瞬だけ静寂が奔った。

 

「……ヤツの心は偽りだらけだったからな…」

「え?」

「…自分の生き方に関しても、お前に対する気持ちに関しても…偽りだらけだったからな…。だから俺は

 自分に素直に生きると決めた…」

「それって、どういうコト?」

 

 ヤツって…シェゾの事だよね?

でもその瞳にはいつもみたいな嘲りや蔑みの色はなくて、何処か哀しげで、寂しげで、こんな風に

シェゾの事を話すDシェゾをボクは今まで見た事がなかったから。

 戸惑いの色を隠せないボクにDシェゾは苦笑を漏らす。

 

「…俺に訊かんで、ヤツ本人に訊いてくれ…。……と言っても、今はまだ言わないだろうがな…」

「ん〜??」

「……そろそろお喋りも終わりのようだ…」

 

 Dシェゾには言えない事なのかな?首を傾げて考えていたボクは、彼の科白にはっとして前方を

見る。

道はいつの間にか分かれ道に差し掛かっていた。これからDシェゾは右の道を行き、隣街の魔導師ギ

ルドへ、ボクは左の道からちょっと遠回りして買い物を済ませ、家に帰らなきゃならない。

 

「じゃぁ、此処でお別れだね。気をつけてね!」

「…あぁ、お前もな…。……頑張れよ…」

 

 笑って頭を撫でてくれる。あぅ、Dシェゾってなんかお兄ちゃんみたいだ。でも、この優しさもDアル

ルが居てこそなんだろうなって思う。

 Dシェゾにとって一番大切なのは他の何でも無い、Dアルルだけだから。

 

Dアルル泣かせたらボクが許さないからねっ!」

「…お前の方こそオリジナルを……あぁ、アイツは多少泣き入ってた方が面白そうだな…」

「うわっ、キミって性格悪っ!」

「……何を今更…」

「あはは!んじゃまたねっ!Dシェゾ!」

「…あぁ…」

「いってらっしゃ〜〜い!頑張ってね〜〜っ!!」

 

 踵を返して歩き出したDシェゾに大きく手を振ると、彼も後ろ手に手を振って返してくれた。その

後姿を暫く見送ってから、ボクもくるりと踵を返して歩き出す。

 暫くの間また独りになるDアルルの事がちょっぴり心配だけど、きっと大丈夫だよね。彼女は強いし、

彼だって絶対に帰ってきてくれる。それだけ彼らの決意も、絆も深く強い物だと思うし、ボクはそんな

二人が大好きだから、どんなことがあっても幸せになって欲しいと思うんだ。

 

 何となく一度だけ肩越しに振り向いてみる。けど、そこにはもう既にDシェゾの姿はなくて、溜息を

吐いて歩き出そうとしたその時だった。

 

「アルル・ナジャ!お前が欲しい!!」

 

 目の前の茂みがガサガサ鳴って、聞きなれた台詞と共に現れたのは、

 

「あ、嫌味の変態魔導師シェゾ・ウィグィィだ」

「俺は変態じゃねぇっ!一体何度言ったら解る!?」

 

 『嫌味』はどうでも良いらしい。なんだって『変態』って言葉に敏感に反応するかな?この人は。それ

にしてもよく凝りないなって思う。

 

「ところで、何でそんな所から出てきたのさ?あ、もしかして待ち伏せ?」

「なっ!?ち、違っ!そんな訳あるかっ!」

 

 あぁあ、顔真っ赤にしちゃって…、そんなに怒る事無いのにな〜。

 

「た、ただお前がドッペルゲンガーのヤツと歩いてくるのが見えたから…」

 

 そう言ってそっぽを向いてしまった。

 なるほどね。シェゾってばDシェゾの事苦手みたいだからそれで慌てて茂みに隠れたんだね。だけど、

Dシェゾはボクと別れてべつの道へ行っちゃったから好機と見たわけか。ふむふむ。

 

「へぇ〜…」

「な、なにじろじろ見てるんだよ?気持ち悪りぃな…。それよりお前、何でアイツと歩いてたんだよ?」

 

 気持ち悪いとは失礼だなぁ。他人の顔見て何が悪いの?って言おうと思ったけどまた喧嘩になりそうだ

から止めておく。今日はそんな気分じゃないし。それよりシェゾの顔がさっきよりも赤くなってるような

気がするのは気のせいかな?

 

「ん〜、別に?ただ遊びに行ってただけだけど?」

「…へぇ〜…あ、そうかよ…」

 

 ナニ?訊いておいてソレっきりダンマリ?それ結構腹立つよ?キミ。

人にモノ尋ねておいてそっぽ向くかな?普通…。なんだかご機嫌斜めみたいだ。一体なんなんだろうね?

最近シェゾの事がよく解らない。そりゃ前から良く解ってたわけじゃないけどさ、最近もっと解らないんだ

よね。ちょっとした事で直ぐ怒るし、理由訊いても言わないしでさ。事ある毎に「お前の魔力は俺のモノだ」

の一点張り。ボクはモノじゃないよ?まったく、この人に他人を思いやる心ってのは無いのかな?

ほんと、Dシェゾとは大違いだ。あぁあ、シェゾがDシェゾみたいにもうちょっと素直で冷静だったら

なぁ…。

 

『ヤツの心は偽りだらけだったからな』

 

 ふと、Dシェゾの言葉が頭を過ぎる。

 偽りの心…か、それはボクに向けられた言葉でもあったのかもしれない。

本当は解ってるんだ。シェゾは優しいし、いいヤツだって事…。なにか事件が起きた時とか、なんだかんだ

言って結局最後は協力してくれるし、何かとボクを助けてくれたりする。でもボクに対するソレは、他の人へ

対する優しさと違って、ただ単にボクに何かあったら魔力が取れなくなるからだと思うから…。淡い期待を抱

いて裏切られるなら、最初からそんなものは信じない方が良い。傷付くのは嫌だから。望まなければ傷付かずに

済むから。

 

 そんな事考えてたらなんだか笑えて来た。ボクって結構卑怯者だなぁ…。

 

「そんな事よりさぁ、シェゾ。ボクお腹すいちゃった。お昼食べに行こうよ〜」

「はぁ?何言って……って、お、おいっ!な、何しやがるっ!?」

 

 腕にしがみ付いてぐぃぐぃ引っ張ると、慌てて離れようとするけど勿論そう簡単に離してやらない。ほんと

シェゾって女の子に免疫ないよね〜。

 

「いいじゃん、たまにはさぁ。女の子からデートに誘ってるんだから素直に受け取っておきなよ」

「なっ!?デ!!?」

「あれ?もしかして照れてるの〜?」

「ば、馬鹿!んな訳…」

「あはは!ボク、シェゾのそういうとこも大好きだなぁ〜」

「は?お、おいっ、それはどういう…」

「ん〜、秘密っ!ほら行こう、さぁ行こう、とっとと行こう〜〜!」

「でぇぇっ!おいこら待て!引っ張るなぁぁぁぁぁ!!」

 

 

たまには、ほんの少しだけ素直になってみるのも良いかもしれない。

例え届かない想いでも、ね。

 

                              Fin?

 

 

***あとがき***

イチャラブドッペルズ&お互いに片想い真っ最中のシェアル(笑

あるるんがシェゾの焼き餅に全く気づいていません。シェゾはシェゾでそんなあるるんにいつも

通り振り回される…と(笑

アルルが全くもって鈍感です。シェゾの優しさが自分にのみ向けられている事など知る由もなく、

ましてやアルルの行動一つ一つにたじたじなことにも気付いてません。

シェゾは女の子に免疫がないのではなく…あなたに免疫がないのですよ!アルルさん!!(爆

Dシェさんは二人の気持ちにとっくに気付いていてちょっとじれったく思いながらも暖かく見守ってる

感じ。なんだかんだ言って、ドッペルズもオリジナルズの幸せを願ってます。

さて、この話しの結末は一体どうなるのか。アルルが自らをさらけ出すか、それともシェゾが痺れを

切らしてアルルを押しtao(強制終了)……兎に角、この二人が今後どうなるかは読者様お任せでw(逝け

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