ある日の問題発言。
此処は魔王サタン様のお城。今日もルルー女王が遊びに来ているのでした。

「なぁ…ルルーよ…」
「何ですの?サタン様。」
「服を…脱いでみては呉れないか?」
ガッシャーン!!!
「いっ…行きなり何ですの?!サタン様ったら!服…服なんて!ポットを落としてしまったではないですか!」

耳迄真っ赤になるルルー女王に対して、サタン様はあくまでも冷静である。

「いや、済まんな。折角こう、二人限りなのだからそのう…。」ポッ。
「ええぇぇえぇえぇぇっっ!!?でっ、でもでもサタン様っ!?」

更に赤みを増すルルー女王の顔に対して、サタン様の顔はちょっと不機嫌気味。

「む…、私じゃ嫌か?」「えっと…嫌と言うわけでは在りませんが…」

くいっ…。ドサッ!

「きゃっ!?」

ソファーの上に押し倒されたルルー女王の上で、サタン様は可笑しそうにクスクスと笑い、指先が肩をなぞる。

「ルルー…」

サタン様がルルー女王の服を脱がそうとしたその瞬間!!
バキャッッ!!!

「…サタン様…貴方って御方は…(努)」

柄の長い掃除道具がサタン様の頭を直撃。サタン様は気を失い、ルルー女王は素早く起立。

「あ…有難う!キキーモラ!!危なかったわ…!」

怒った声の正体はキキーモラ。サタン様を気絶させたのもキキーモラ。

「いえいえ、それよりルルーさん、サタン様に変な事されてません?」
「ええ…貴女のお陰で助かったわ…有難う……所で、サタン様は私に何をしようとしたのかしら…?」
「全くもーーっサタン様ったら!ルルーさんに無理矢理ドレス着させようとする事ないのに…」 「……へ………??」
「あら、聞いてません?今度、お城でパーティーをする事になったんですけど、サタン様ったら、『ルルーにとびっきりのドレスを着させるぞ!』って前から言っていて、さっきサタン様がドレスを持っていたのでもしや…と思いまして来てみればこの有様ですわ。」

 ……ビュー……
暖かいはずの部屋に、何故か冷たい風が吹いた…
      終わろうv

革下愛梨
2007年04月27日(金) 22時53分18秒 公開
■この作品の著作権は革下愛梨さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初☆サタルル(+キキーモラちゃん?)小説です。はい!意味不明作品ですね!(あくまでも開き直り。)凝んな作品で良かったら、感想下さい。宜しくお願いします。

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No.1  華車 荵  評価:100点  ■2007-04-01 16:15:35  ID:BH4G.dZ0sJM
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 こんにちは、愛梨さん! 早速ご投稿ありがとうございますww
 ルルーさんに迫るサタン様……v な、なんでこの二人ってこんなにセクシーなの!?とドキドキしながら見ていたら……そういうオチですかっ!?(笑)サタン様も私も寸止めを喰らっ(ry/殴
 でもこれも愛ですよねっ! サタン様もルルーさんにとびっきり綺麗になってほしいから……v(妄想)しかも自分から着せようとするとはっ、おみそれいたしました、サタン様っ!!(何ぇ)
 有無を言わさず押し倒してしまうサタン様が素敵すぎです(>▽<)b(何ぇ
 そしてキキちゃん……強っ!!Σ(゚Д゚)
 ほのぼのなサタルルありがとうございましたっww
総レス数 1  合計 100

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