届かない |
「……サタン様…」 少女は呼ぶ。彼の名を。露出度の高いドレスを身に纏う海の様に 碧い髪の少女。 エメラルドを嵌め込んだ様な瞳は静かに彼を映し出す。 「ん?どうしたのだ?ルルー…」 振り返りそう問う。ルルーの瞳は何処か悲しげで、サタンは 少なからず不安を覚えた。 「…サタン様…、届かないんですの…。どうしても…」 「届かない?どうしたのだ?一体何が…」 「いいんです…仕方のない事ですもの…」 サタンの問いには答えず、ルルーは哀しく微笑み呟くように言う。 「でも…届かないのならいっその事…」 「!!?る、ルルー!?な、何をするのだ!?」 ルルーの手がサタンに伸びる…。 「あ、イタタタタっ!や、止めるのだルルーっ!!」 「だって、コレくらいしなくては届かないんですもの」 「だからと言って何もぶら下がる事は無かろう!? 私の……角に!?(汗」 「あら、触れてみたいと思うのは乙女心ですわv サタン様の角に」 「な、ならば私がしゃがめば良い事であろうっ!?」 「あぁ…わたくし届いてますわ…サタン様の…角にvv」 「ひ、人の話を聴いてくれっ!ルルーよっ!!(激汗」 それでも二人は幸福v 改題「届かない……角」 ……おわれv |
華車 荵
2004年12月05日(日) 16時41分39秒 公開 ■この作品の著作権は華車 荵さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.3 リュート 評価:100点 ■2007-03-29 19:42:20 ID:S7Q1r0BrHxk | |||||
ルルサタ(サタルルだーーっ)爆笑!!本当に大好きなんですv こんなに素晴らしい小説・・・私には書けませんわ! 私もサタン様の角(笑)を掴んでみたいですわv |
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No.2 リュウ 評価:50点 ■2004-12-06 19:02:22 ID:tjAemY01kIY | |||||
こ・・・こんな展開もアリ・・・か?? いままでシリアス系で通してきてたのに180度かわってギャグ(?)に・・・・ いや・・・というか、角って神経通ってんのか・・・? とりあえず笑いましたw |
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No.1 空 評価:100点 ■2004-12-05 19:40:25 ID:ldB5jEfqq82 | |||||
角ーー!!!!角角角ー!!(ォィマテ あぁぁ、ヤバイです!!お腹が!!(爆笑 ルルー姉様!?何してるんッスかっ!!(大爆笑 くすりどころじゃないッスよ!!なんっちゅー素敵な!!(笑いすぎ 角ー……!!!(再び大爆笑 シノ様最高だー!!空はかなり、幸せvv(爆 |
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総レス数 3 合計 250点 |
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