川に落ちた君に(ラグウィおまけ) |
あの頃のことは忘れられない。 俺は、ウィッチを助けることだけど考えて。 湖に居た主を、倒して。 アルルたちにゲンコツを落として。 『・・・ウィッチ。俺は、君が好きだ。ずっと、ずっと。信じてください。』 とうとう、言ってしまったんだ。 その日から。 俺とウィッチの関係は変わった。 後日……… 「ら、ラグナスさんは、どうしてあの時にいたんですの?」 「助けに入った時、どうしてそこにいたか?急だな〜。」 「急じゃありませんわ。ずっと思ってたんですもの。」 「んー・・・。まあ、俺、アルルたちに茶会に誘われてね。それで行ったらウィッチがドッボーン。OK?」 「いや、あんまりわかりませんわ・・・」 ラグナスさんは、ちょっと紆余曲折あって、私と一緒にいてくれる優しい方。 おせっかいは不必要だといったのにちょっかいをかけてくるあの方々にも、感謝しつつも恨んでおりますの。 まあ・・・少しあの二人にのってしまいましたが。 「ウィッチが無事で良かったな。」 「わ、私はそう簡単に死にはしませんわ!ま、まだ・・見習いですけど・・」 「・・・ウィッチ、これからは滅多なことがない限り、俺のそばを離れないで。」 「は?はい・・・もちろんですが・・・ってええ!?」 「・・・君がまたどこかであいつらにちょっかいを出されても困るし、なにかに襲われるのもダメだ・・・俺が守る。」 いつになく真剣にこちらを見つめてくるラグナスさんは、悲しげに目を細め、ぎゅっと抱きしめてくださいました。 おそらく、私は真っ赤でしょう。 そんな顔を見せないためにも、離れようとしたラグナスさんへ抱きついて顔を隠します。 恥ずかしいじゃない!そうしないと! 「好き・・・じゃあもうダメだな。」 「え?ラグナスさん・・・?」 顔をあげ、ラグナスさんを見ると額に口付けられ。 「ウィッチ・・・君を愛してる。」 少しだけ染められた頬に、笑った表情がラグナスさんの顔を作り、私は不覚にもドキッとしましたわ。 ・・・かっこいいんですもの、仕方が無いですわ。 なんでここまでベタ惚れなんでしょう・・・。 かっこよさに拍車がかかった彼に、返す言葉もなくなった私は、ただ、彼の腕の中にいるしかできなくなりました。 『愛してる。』 言葉一つで舞い上がるを、嫌いになりますか? 「私も、あなたのことをーーーー…………」 |
Lan
2013年12月03日(火) 10時05分35秒 公開 ■この作品の著作権はLanさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.1 華車荵 評価:30点 ■2013-12-03 18:13 ID:lO8xvoCP8Xo | |||||
か、可愛い!!! ラグウィめっちゃ可愛いですvv ラグナスイケメン!! これはもう惚れるしかないですねっていうか私が惚れました。可愛いウィッチと格好いいラグナスに(*´д`*)ハァハァ この二人初々しいです、本当に。胸がほんわかしましたvv はぁ可愛い……vv シェアル編やドッペルズ編もあるんですか?? 楽しみにしてます(*^^*) |
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総レス数 1 合計 30点 |
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