ルルーの鉄拳春休み 不思議の国編2 |
マ さあ君たち突然だが、ここに課題の内容が書かれた封筒がある。 どんな内容の課題を選ぶかは気たちの運次第だ。だが、どれを選んでも今の君達を一回りも大きくする素晴らしい内容の課題ばかりだ。 さぁ君たち心して選ぶが良い!! ル うわぁ・・マスクド校長ったらにこにこしてるわ、こんな時は要チェックなのよね。これは・・・どの封筒を選んでもロクなことにならないわねきっと、周りのみんなの反応は・・・っと・・・やっぱりみんなうかつに手を出せないみたいね。あの[のーてんき]がウリのアルルでさえ悩んでいるみたい ア(アルル以下ア表示) ちょっとルルーってば勝手なこと言わないでよね僕そんなのウリにしてないよ。 ル あぁーらあんたから[のーてんき]な所を取ったら一体何が残るというの? どの封筒を選んでどんな課題が出ても[のーてんき]なあんたにとっては何の影響もないんだからさっさと選んじゃいなさいよ。 ア そんな言い方ってないでしょ、大体脳みそ筋肉のルルーこそ考えても仕方ないんだからさっさと選んじゃえばいいじゃないか。 ル なぁんですってぇ!大体あんたはねぇ マ あー君たちお取り込み中のところを悪いが君たち二人がやりあってるあいだに既にほかのみんなは封筒を選び終わってしまってもうほとんど残ってないぞ。 ル エエッ・・そんなぁーアルル アンタのせいよ ア エエッ・・そんなぁールルー 君のせいだよ ル とにかくこれ以上この子にかまってなんかいられないわ、こうなったらせめてアルルより先に選ばなっくっちゃ。 残った封筒は全部で3つ・・か・・どれを選ぶかが運命の分かれ道ね。・・・左側の封筒が私を呼んでいる気がする。でもなんだか予感がするわ・・・・うまく説明できないけどとっても不思議な冒険になるような予感がするけど最初に選んだからこれにしましょう。 マ よおし!これで全員封筒は選んだな、まだ封筒は見るんじゃないぞ終業式のあとに各自が開封するように。えーとそれからルルーくん ル は・・はい!なんですの(マスクド校長から直々に声がかかるなんてドキドキ・・一体何かしらドキドキ) マ ミノタウロスのことなのだが今回の課題は全て自分の力のみで乗り越えるのだ、つまり・・・ミノタウロスと行動を共にしてはいかーーーーーん。 ル はぁぁ・・そんなことですの・・そんなのどうだっていいですわ。だって前回の期末試験の時もちっともやくにたたなかったしだいたいミノなんていようがいまいが一緒ですわ。うすらでかいだけなんですもの ミ(ミノタウロス以下ミ表示) うすらでかいだけなんですもの うすらでかいだけなん うすらでかいだけ(ミノタウロス心のエコー)うぅぅ・・・そんな・・・ルルー様 マ ・・コホンとにかく!一人で行動するのだぞ ル それに関しては了解しましたわ。ですが・・それをいうならアルルもこの黄色いちびっこと一緒に行動してるじゃありませんか マ むむぅ! ア えーカーくんもダメなのぉ? マ そ・・そうだかーばんくるちゃんは・・・いやいやカーバンクルはわ・・わ・・私があづかろおぢゃないか!なっ!なっ!うんっ!それがいい!そおしようっ! ル (変ねぇ?なんだかマスクド校長の様子や言葉遣いが急に変わったわこの感じ何処かで) カー(カーバンクル以下 カー表示)ぐぐぅー(とっても悲しそう) マ くぅ・・・・む・・・むぅ・・・認める・・カーバンクルちゃんは・・いやいやカーバンクルはおっけー全然オッケーだ! ル なーんか納得行きませんわ不公平ですわ! ミ そ・・・そうですよねルルー様 ルルー様と私は一心同体!この固い絆はそう簡単にくずれるものではないのだ!! ル 何寝ぼけたこと言ってんのこのウシは!その黄色いのはミノなんかよりずぅぅーーーっと役に立つんですのよ。 ミ ううぅぅ・・・そんなルルー様 ル お黙りあんたの役たたずぶりは前回の期末試験で実証済みなのよ。だいたいあんたはただひたすら迷宮をウロウロしてただけでしょ。 ミ ううぅぅ・・頼むから誰か俺が大活躍するゲームを作ってくれー マ よし!今日でひとまずみんなとはお別れだ! 各自与えられた課題をクリアして一回り大きくなって戻ってくるのを信じてるぞ。それでは解散。 ナ(ナレーション以下ナ表示)こうしてルルーの大冒険が幕を開けるのでした。 |
隗
2012年08月15日(水) 20時00分16秒 公開 ■この作品の著作権は隗さんにあります。無断転載は禁止です。 |
|
この作品の感想をお寄せください。 | |||||
---|---|---|---|---|---|
感想記事の投稿は現在ありません。 |
E-Mail(任意) | |
メッセージ | |
評価(必須) | 削除用パス(必須) Cookie |