影でドッペルたちは何を思う? |
とてつもなく平和で暇な休日。 ディーアの元気がなく、おかしいと思って聞いてみた。 「元気ないな。どうした? 「…ドッペルゲンガーって不便だなぁって思って。」 「は?」 「…こんなことがあったの。」 回想シーン ある平和な午後の商店街。 とても平和な午後だった。 …頭上にいかにも雨が降ってきそうな雲があることを除いては。 「よし。今夜のシーフードカレーの材料は買ったし、帰ろうかな」 そんなとき! ぽつっ…ぽつぽつ…パシャ…ザーーーーーー 「え、ちょ、急に雨降ってきた…傘持ってないし、家まで帰るんじゃ濡れちゃうよなぁ…」 「アルルの家ならすぐそこだし、ちょっとお邪魔させてもらおうっと…」 ☆ 「…ごめんね、急に来ちゃって…」 「いいのいいの。困ったときはお互い様だし、ちょうど暇だったんだ!」 「そうなんだ……あれ、カーバンクルはどうしたの?」 「そうそう、そのことなんだけど…ちょっと前にカー君がボクの家の食料全部食べちゃって、罰としてサタンの家に放り込んであるんだ。」 「へぇ…(またか…)」 「そろそろ引き取ろうと思ってるんだけど、ボクが行くんじゃサタンがうるさいんだ。シェゾやルルーに頼もうと思っても、それじゃあカー君が無事に帰ってこれるかすら分かんないし…」 「で、私に頼もうと。」 「うん!たのんでもいいかなぁ?」 「もちろんだよ。」 …というわけで、サタンの城からカーバンクルを引き取りに行った訳だけど… 「おお!わが后よ。ついに星空のハネムーン☆をする気になったのだな!さあ、遠慮なくわが胸に飛び込んでこい!」 「いや、わたしはドッペルゲンガー…」 「なんだ、私のほうから迎えに行ってほしかったのだな!そうならそうといってくれればいつでも迎えn」 サタンにアルルと勘違いされました。 「…だから私はドッペルゲンガーだよっ!ラララグナロク!!!!!」 「ぎゃああああああああああああああああっ!」 …ディーアの怒りのラグナロク、炸裂。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「…ということがあって…」 「なるほどな。サタンも未来の后を間違えるとはな…」 「でも、たまにアルルがもらい忘れたお釣とかもらえるんだよね」 「俺は町でわざとひどいことをしてオリジナルを困らせて遊んでるぞ」 「…………」 「…どうした?」 「いいね!」 「お、そうか、分かってくれたか。じゃあ今度、俺のオリジナル困らせて遊んでみるか?」 「うん。じゃあ、−−−してみたり…」 「じゃあ俺はーーーーを…」 そのあと暫く二人の間で恐ろしい計画が話され、その被害者がどうなったかは… 計画者兼実行者、及び被害者しか知らなくていいと思うので、省いておこう… END |
アクア
2012年08月04日(土) 15時47分00秒 公開 ■この作品の著作権はアクアさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 舞風 評価:50点 ■2013-11-02 16:28 ID:BQAkycmOfIM | |||||
ドッペルドッペル! | |||||
No.1 華車 荵 評価:100点 ■2012-08-05 03:03 ID:YZTOJbkVUXk | |||||
え、省かなくて良いのにっ!!Σ(゚Д゚)(笑) ドッペルズは一体どんな悪戯を思い付いたんでしょうね!! そこら辺kwsk 個人的にアルルとシェゾの関係を大いに誤解させそうな悪戯をしていそうな気がするのですがっ!!ww 仲のいいドッペルズ萌えです。夫婦? 夫婦??(黙れ) |
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総レス数 2 合計 150点 |
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