これからの出来事
ボク達があのハルマゲ問題から解放されてちょっとたった事だ。
シェゾやマスクマンS、ラグナスと別れて・・・・
ようやくの事でボクとカーくん、ルルーにミノタウロスは魔導学校に着いた。
「やっと着いたわねぇ〜。」
「うん。そうだね。」
「?アルル、あまりうれしい反応が見られないわね。どうかしたの?」
「いや、別になんにもないよ!」
そう、ボクは・・・・
パーティーの人数が減って少し寂しいのだ。
「別に私はあの変態とカタブツがいなくなってもどうってことないけど」
「だってルルーとボクは違うでしょ!ルルーも人が減ったら寂しいでしょ?」
「相変わらずお人好しねぇ〜。私が誰かいなくなって寂しがってた事ある!?
そりゃあ〜サタン様がいなくなってしまったら寂しいけど・・・」
「ミノタウロスは?」
「別に・・・」
「ガーン!」
そんな会話をしていたら・・・
「お前らまだそんなとこにいたのかよ?」
『シェゾ!?』
さっき別れたばっかりのシェゾ・ウィグィィがいたのだ。
「アンタさっき別れたばっかりでまたノコノコと来るんじゃないわよ!」
「なんだと!?っていうかオレはノコノコと来てねぇよ!」
「じゃあ何しに来たの?」
「もちろんアルルの魔力を吸いに来たんだが・・・変わってねぇな」
目的はいつもといっしょだったがまだボクの魔力は回復していなかった。
なぜ魔力が少ないのかというと・・・
戦いの後、カーくんの額にあるルベルクラクの輝きを失ってしまったために
ボク、ルルー、ラグナス、シェゾ(シェゾは指にチョコンだけだったけど)のみんなの魔力をルベルクラクの注ぎ込んだせいで魔力がガクンとなくなってしまったのだ。
「アンタは行動が早すぎなのよ!もうちょっと待ちなさいよ!」
「うるせぇ!貴様には関係ないだろうがっ!」
「もしかして・・・」
「どうしたのよ?アルル」
「寂しかったのってシェゾがいなかったからかなぁ?」
「え!?オレ?」
「だって、ルルーとシェゾが喧嘩してなかったからさびしかったのかなぁ」
「どういう意味よ!?」
「ほら!喧嘩しないとうるさくないでしょ?」
「・・・・チッ」
「なんで舌打ちなのよ・・・もしかして期待してたの?」
「期待してねぇ!」
「はいはい・・・。で、アンタはどうするのよ?」
「しょうがねぇから・・・・」
「から?」
「魔導学校とやらに住みついておくか」
ガン!
「えぇーーー!?住みつくの?」
「決定とするか」
(人の話聞いてよ〜!)
など思いながらシェゾの意見を否定した。
こんな事になるなんてヤダよぉ〜!

yuar
2008年08月06日(水) 16時46分11秒 公開
■この作品の著作権はyuarさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
久しぶりの投稿です。
この話は真魔導の後を想像しながら書いてみました。今度の投稿でこの話を作ろうかな〜と思っています。次はシェアル話にしようと思います!

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