Nova Era |
冷たい風が心地よい。 光を映さない暗闇が癒してくれる。 光はまぶしすぎた。 暗闇では、「時」というものは「無」と同定義。 だが俺は暗闇から抜け出した。 抜け出せれた。 暗闇から俺を引きずり出したのはオリジナル。 あいつと俺は同じ。 俺はアイツの影。 だが違う。 俺は俺の意思をもった。 「ドッペル」という名を冠していてもあいつの『影』でもなければ 『闇』でもない。 そして、同じ「ドッペル」の名を持つアイツに出会った。 俺と同じく、危うい状態だったアイツ。 俺は自我をもった。 存在意義ができた。 使命を手に入れた。 もう俺に暗闇は似合わない。 俺の時は、動き出した。 |
リュウ
2008年03月28日(金) 05時20分35秒 公開 ■この作品の著作権はリュウさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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