運命を変える力
あれから僕は、運命の扉の中の魔導世界にいる。
ちなみに、アリアはいつの間にか消えていた。

「本当に難しいのかな??」
などと考えていると、向こうから人がいっぱい来た。
「アルル様!!!」
そして、僕のことを囲んで、
「アルル様。いつものように魔法を使って下さい!」
「な・なに??なんで僕が??」
僕は意味がわからなかった。
「偉大な魔導師だからです。」
偉大な魔導師だからって;って偉大な魔導師ぃ〜??
「ファ・ファイア〜。」
おそるおそる魔法を使ってみた。  ・・・すると、
ボォォォ〜〜〜!!!!
ものすごい魔法だった。

・・・もしかすると、この世界は僕の夢がかなっているのかも。
日没までだいぶ時間がある。
・・・もう少し、この世界で遊ぼうかな?

どこへ行ってもみんなが
「アルル様」
と、言ってくれる。偉大な魔導師ってこんなにいいんだね!!

その時向こうから、ルルーが来た。
「ヤッホォ〜!!ルルー!!」
「あら、アルルじゃないの。」
ルルーは変わったのかな?
「あの変態とは、ラブラブ??」
変態・・ってシェゾ?だよね?
「あたりまえでしょうね。だって、結婚してるわけだし!?」
結婚??えぇ〜!僕とシェゾが///

ルルーと別れた後僕は、シェゾの所へ行くと決めた。
(今、ちょっとぐらい一緒にいてもいいよね・・。)

僕はシェゾの家へ着いた。
「シェゾォ〜vv」
「おかえり。」
本当に結婚してるんだ。

僕、この世界にいたい。シェゾは元気だし、結婚してて幸せだと思う。僕も偉大な魔導師だし。  この世界本当にいい。悪いことなんてないじゃん!!
僕は、この世界がいい!!
でもそんなことしたら、本当の世界のシェゾは死んでしまうかも・・・。
それはやだ!!!

僕は、シェゾの家を飛び出した。そして、走った。出口までずっと・・・。
そして、この世界をぬけた。
宇宙
2007年05月12日(土) 20時50分48秒 公開
■この作品の著作権は宇宙さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
続きます。
でも、すぐ続きかきます!!

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