運命の扉・・・入った者にさまざまな試練を与える。 その試練を乗り越えると願いをかなえてくれるらしい。 しかし、過去一度もクリアした人がいないので本当か どうかもわからない。 アルルはその噂をしんじて、扉を探した。 ここから、アルル視点でいきます。
僕は今、図書館にいる。僕の前には大量の本が積まれてる。 「もぉ、いったいどれだよぉ。」 僕は図書館で、運命の扉について調べていた。 もともと、本は苦手なので読んでるうちに頭が痛くなってきたので、そろそろ帰ろうかなぁ?と考えていた時、頭の中に声が響いた! 「明日0時00分にカンナ谷へおいで。扉へ案内したあげる。」 しかし、僕の周りには誰もいない。 気のせいかな?と思いつつも他に手がかりがないから、僕は今の言葉を信じてみることにした。 そして、0時00分・・・ 僕はカンナ谷へきた。カンナ谷を見た僕は驚いた! カンナ谷には金色に輝く扉があった。扉の前で僕はあの声の人にあった。 僕にここを教えてくれたのは妖精だった。 「あの声は妖精だったんだ。でも、なんで僕にここを教えてくれたの?」 「それはね、わたしがアルルを助けてあげたいからよ。」 「えっ!ど・どうして??」 「いつかわかるわ。じゃあいきましょう。」 「えっと、名前は??」 「私はアリアよ。アルル。」 アリアかぁ。あれ?なんで僕の名前?妖精だからかな? 「アルルちょっといいかしら?」 「なぁに?」 「運命の試練に失敗すると、二度とこの世界には戻ってこれないの。 それでも運命を変えたい??」 この世界に戻れない・・かぁ。でも、僕はシェゾのために絶対運命を変えな ければ! 「僕は行くよ。なにがあっても。」 僕らは扉の中へ入っていった。 中は普通の魔導世界、しかも僕が住んでいる町だった。 「あれぇ??なんでぇ?」 僕は意味がわからなかった。でも、ここは昼だった。 「僕、夢でも見てたのかなぁ??」 「アルル。試練スタートですよ。この世界をぬけてください。」 えっ!試練スタート?って夢じゃないじゃん!あと、試練、簡単じゃん! 「アリア〜。こんなのが試練なのぉ〜?なんで誰もクリアできてないの?」 なんか、みんなしょぼいかもぉ〜。 「制限時間は日没まで。クリアできなかったらここか らでれないわよ。それと、試練難しいわよ。」 ・・・本当に難しいのかな? つづく
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