指輪伝説5

〜サタンの失敗〜

なんと言うことだ!
 今自称魔界の貴公子サタンは水晶を見ながらガックリとうなだれていた・・・。
 その水晶の中にはシェゾ、アルル、カー君の姿が映っていた・・・。
 そして・・・。もちろんサファイヤの指輪、ルビーの指輪も・・・。
 サタンがその指輪の伝説を知らないはずがない・・・・なぜなら・・・・。
サタンがその指輪を作ったのだから!
 10年前・・・
ただいまー!
よぉ・・・お帰り・・・。
ねえお兄ちゃん・・・。変な人から指輪もらった・・・。男の人・・・。
 ガクッ!
 その瞬間シェゾは派手にコケた・・・。かなり派手に・・・。
お兄ちゃん!?大丈夫!?
あ・・・あぁ・・・
 いくら妹でもさすがに恥ずかしいのだろう・・・。顔は真っ赤のまま話を進めた
そいつ・・・だれだ・・・?
う〜んと・・・髪が緑で・・・角が生えてて・・・。耳がとがってた・・・・。
はぁ!?なんだそいつ・・・まてよ・・・まさか!名前は聞かなかったか?
サタン様って言ってたよ?
自分で様つけんなよ・・・。
 もっともである・・・。
まぁ・・・取り合えず返すか・・・。んなもんもらってもな・・・
返すなってさ・・・。絶対!
んなこといわれてもな・・・。
でも・・・なんかお空飛んでどっか遠くに行っちゃったよ・・・。
・・・・・・・おい・・・それって・・・返せねぇじゃねーか・・・。
なんでくれたんだろうね?
さぁな・・・しかたね・・・預かっとくか・・・
その前に会えるのかな・・・・また・・・。
さあ・・・・?
 アルルの引越しの日・・・。
お兄ちゃん・・・。アルルちゃん引っ越すんだって・・・。
そうか・・・(まてよ・・・魔導書にはあの指輪は引き寄せる力があったんだったな・・・・もらったものだし・・・やってもいいか・・。)


 さぁ・・・みなさんはどうしてサタンがシェルに指輪をあげたかわかるだろうか?
 実はサタンはシェルに気があった・・・。それで片方は自分の手にはめていたのだが・・・。ひょんなことから外れ、気づかずに飛んでいってしまったのだ・・・。サタンとシェルが結ばれるはずが・・・。このままではアルルとシェゾが結ばれてしまう・・・。それでうなだれていたのだ・・・。
せめてカー君でもと思っていたがアルルになついてついていってしまった。

 そして今サタンは大ピンチに陥ってしまったのだ。この事を黙ってみておかないのがサタンなのだ!
リン
2004年09月22日(水) 19時30分28秒 公開
■この作品の著作権はリンさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
はい・・・。意味不明ですね・・・。
説明がわかりにくいかも知れませんが・・・。
これでも続きをみたい!という方がいれば幸いです・・。

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