指輪伝説3 |
三話:指輪の伝説 その後はルーンロードと出会い闇の魔導師としてすごしたがシェルのことを忘れることはなかった・・・ ―指輪の伝説― ルビーとサファイヤの指輪は二つで一つ。 もしも離れた場合必ず再びめぐり合う。 そうつまり・・・アルルとシェゾは再び出会う事になる。 ブォォォン! お前・・・アルル・・・・アルル・ナジャ・・・か? ???そうですけど・・・ボク・・・お兄さんに会ったことあるっけ? あぁ・・・・10年前な・・・シェルの兄のシェゾだ・・・・ シェル・・・・シェルちゃん!そうか!久しぶりです!シェルちゃんは元気ですか? ・・・・・・・・・・・・・ あ・・・あの・・・? ・・・・・死んだ・・・・ えっ?・・・う・・・・うそ・・・・今・・・なんて? 死んだよ・・・ ・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・聞いちゃイケないことを・・・・ いい・・・ でも・・・お兄さん・・・なんだが・・・怖い・・・ なに?・・・・ 闇に・・・埋もれて光を閉ざしてるみたい・・・ ふっ・・・闇の魔導師に光などいらん・・・ 今・・・なんていいました? 闇の魔導師だ・・・あのころとは違う・・・ かわいそう・・・ なに? シェルちゃんが・・・かわいそう なんだと・・・どういう意味だ・・・ シェルちゃん・・・前はね「お兄ちゃんは光に満ちてるみたいにホントは優しいんだよあたしの自慢のお兄ちゃんなんだ!」って・・・ なっ・・・そんなわけない・・・(シェルが・・・そんな事を・・・) どうして?どうして闇の魔導師なんかに? 昔は昔だ・・・今は違う・・・憎しみや怒りしかない・・・ うそ・・ なんだと・・・ ボクにはやさしい人に見える な・・・なにを・・・ だって・・・シェルちゃんのお兄ちゃんだもん!そんな・・・闇なわけない! 仕方ない・・・これを見ればわかるだろ・・・闇の剣! ・・・闇の・・・剣・・・・ボク・・・見損ないました・・・ なにがだ・・・ お兄さんのバカ!シェルちゃんが・・・そんなことを望んでるわけないじゃないですか! おのれ・・・闇の魔導師をバカにするなど・・・ なんで肩書きにこだわるんですか? かた・・・書きだと・・・? そうです・・・そうでしょ?いまならまだ間に合います!闇の魔導師としては後継者が出るまでなりつづけなくてはならないと思います・・・しかし・・・少しぐらいやさしくてもいいんじゃないですか? ・・・・もう無理だ・・・遅い・・・ ボクが手伝います! 強く言うアルルをみてシェゾはシェルのために少しはやさしくてもいいかもしれないと思うようになった・・・。 |
リン
2004年09月18日(土) 07時11分56秒 公開 ■この作品の著作権はリンさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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