指輪伝説 |
一話:シェルの存在 10年前・・・ お兄ちゃん・・・どうしたの? ん・・・あぁ・・・なんでもねぇ・・・ なんでもなくない!お兄ちゃん隠し事しないでよ! ・・・・あぁ・・・実はな・・・お前の友達のアルル・・・っていただろ? うん。アルルちゃんがどうかしたの? 引っ越すんだってさ・・・ えっ・・・アルルちゃんが!?ホントに・・・シェゾお兄ちゃん! あぁ・・・シェル・・・アルルとかいう奴にあれ・・・渡しておけ・・・ あれって・・・「ルビーの指輪」? あぁ・・・お前が対となる「サファイヤの指輪」を持っておけばいいだろ? うん!わかった・・・ わかっただろうか・・・つまりシェゾには妹(シェル)がいて妹はアルルと友達だったのだ・・・! アルルちゃん! あっ・・・シェルちゃん・・・ 引っ越すんだってね・・・ うっ・・うん・・・ これ・・・・あげる! !これって・・・シェルちゃんがいつも持っていた「ルビーの指輪」・・・だめだよ!ボク・・・もらえないよ! ううん・・・もらって!あたしが一人ぼっちでいたとき真っ先に話しかけてくれてうれしかった・・・・。そのときのお礼もこめて・・・ね? でも・・・ボク6歳だよ・・・大っきいからはまらないし・・・ じゃあせめて大切に持ってて!ね? うっ・・・うん・・・ありがとう!忘れないよ! 次の日アルルは引っ越した・・・ 二人はこの指輪の伝説を知らなかった・・・いや・・・シェゾが伝えようとはしなかった・・・。 この指輪がおこす奇跡を二人は知らない・・・。 |
リン
2004年09月18日(土) 07時10分32秒 公開 ■この作品の著作権はリンさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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